『錬金480話 服の商人マーヤが来る』
『錬金480話 服の商人マーヤが来る』
絶賛された蜘蛛の糸。
この前販売したのが服のプロのマーヤから見ても衝撃だったっぽい。
ミスリルも使って作業しているから、元々良い糸が錬金術で上質な糸に変質したものと思う。
「専門家のマーやに褒められると嬉しいですし、作っている人には伝えておきますよ」
「そこでですがフランツ村長に私から提案があるのですよ、その提案ていうのは私の個人的な考えですから、無理にすることはないですが、とある町で服飾の国際市場が開かれるのです。その市場は質のいいものが集まる市で、レベルの高いものが多いです。生地には階級があって、特に高価な買い物をする貴族が来ます。もしフランツ村長が良ければ、その国際市場にこの糸を出店したらどうかと思ったのです」
「国際市場に、、、それに出店するとどうなのかな」
マーヤが言うには、国際市場に出店するレベルに糸があると言うことだった。
その国際市場は貴族みたいな金持ちが多く来ると。
つまりは、本物の上質な糸ならば高値で売れるてことかな。
「良いものは良い値段で売れます。その市場には鑑定士もいます。本物の価値がわかるプロです。鑑定士は出店した店のランクを決めれます。鑑定士は完全に信じて貴族や商人は購入します。詐欺に会わないためです。中には高額な値段になることもあります。なぜ国際市場の話をしたかと言うと、私が買い取るよりも、もっと高い値で売れると思うからです。間違いなくこの蜘蛛の糸はその価値があると思って、フランツ村長に教えに来たのですよ。ちょうど町で国際市場が開かれるから、どうですか」
「どうかな、そこまでする必要があるのかな?」
俺はこの糸の価値がわからないから、少し悩んでしまったらスイが来て、
「フランツ様、何を迷うことはないですよ。絶好のチャンスですよ。この村の作る物が最高の品質だと世界に知られるチャンスです。絶対に行くべきよ!」
「スイは行くべきか。でも俺の村の糸が全然負けたら嫌だな。あまり負けるのはみたくないから、そこまでしなくてもいいのでは」
「負けるなんてご主人様らしくない。私が行きたいくらいです!」
「そうですよ、行くべき。負けてもいいじゃない。村の力を発表するチャンスです!」
「負けてもバカにされても、世界一の生地にしましょう!」
「そうですよ、村の糸が世界一
に!!」
「わかった、スイやリアがそうやって言ってくれるなら、俺は行ってみたい思った」
ちょっと悩んだけど、スイやらから励まされて、ヤル気になった。
たぶん自信がなかったのだと思う。
負けたらどうしようと考えてしまったのだ。
そんな俺にみんなから自信を与えられた感じだった。
別に最高の評価じゃなくてもいいのか。
参加してみて、世界には凄い生地や糸があるのをしるのもいいかもな。
今日はスイ達に励まされてしまった。
そこで商人のマーヤに出店をいう。
「最初は自信がなかったけど、蜘蛛の糸で出店してみるよ」
「私も一緒に行きますので。一緒に頑張りましょう」
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