『錬金475話 酒を作る』
『錬金475話 酒を作る』
ケチャップを作るのは成功したので、次は酒を作るのを実行したい。
なぜなら酒は商人から購入したが、サティロス族の歓迎会で飲みすぎてしまい、もう在庫が切れつつあるからだ。
飲みすぎでしょ。
そこでサティロス族のいる迷宮からサティを家に呼んだ。
「村長ご飯は大変に美味しかったです、迷宮では食べれない料理だと仲間も住人になったのを喜んでます」
「それは良かった」
「今日は私を呼んだのは?」
「酒を作る件だ。一度迷宮で酒の作っている蔵をみせてもらった。蔵には酒を入れてる樽がいっぱいあったよね」
「あります、あれはずっと使い続けている樽で、飲んで空いたら、また作る感じです。いっぱい飲むから常に作り続けている」
もの凄い数の樽があったのは圧巻だった。
まるで酒を売ってる会社かと思ったくらいだ。
そこで俺が考えているのは、錬金術を使い樽が作れないかと言うことである。
今ある樽は使っているし必要だろうから、酒を作るなら、新たに樽が必要と思ってて、それをサティに相談したかったのだ。
「迷宮の樽は使ってるから使えないでしょ、新たに樽が必要と思う」
「必要です。酒蔵には空いている樽はないですから、新たに樽が要りますが作れるの?」
「作るさ。俺は錬金術士だ。この領地を開拓したのは錬金術を使ったからだ。樽を作るよ」
「見ています」
サティが見守るなか樽作りを開始。
サティの樽は木製だった。
どこで木を入手したのかはわからないが、かなり年季の入った古い樽だったのを参考に同じのを作ればいいと思う。
俺には錬金術があるのを友好に利用するとして、ミスリル製の樽を作る予定である。
ミスリル合金を大量に持ってきているので、錬金術で加工を開始し、樽の形に成形していくと、大きい丸い底の形をした樽が作れた。
両手で待てるくらいの大きさだ。
フタは開け閉め出来るようにもして、全体的に極限までミスリルを薄く成形したので、見た目程は重くなく軽いと思う。
「まああ、金属の樽ですか、初めて見たし、どうやってか知らないけど金属の形を変えられるのね」
「錬金術を使うと、この通り成形出来る。使えそうかい?」
「もちろん大丈夫でしょう。これを迷宮に運びます」
「何個か、ミスリル樽を作る、それから運ぼう」
サティからは樽としてオッケーが出たので、この樽を複数個作るとし。作ったら迷宮に運ぶとする。
実際に樽を置くのは迷宮であって、酒蔵に置くことで合意しているのは、酒蔵はとても広くて、樽が新たに増えても楽に置けるので、使うとした。
言った通りにミスリル樽を複数個作ったので、スイ、リア、モフルンらに手伝ってもらう。
「ミスリル樽を作った。モフルン達に迷宮に運ぶ仕事をしてもらいたい」
「いいわよ」
「酒がこれに出来るもね、楽しみだわ」
「いい酒になるといいわね」
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