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『錬金466話 迷宮四階層』

『錬金466話 迷宮四階層』



 戦いは中断した。

 30人のサティロスは起き上がったのはびっくりした。

 本当は強いのだが酔っ払い状態だったから負けたのであって、本来の能力の高さを感じた。

 サティに連れられて部屋に入って席についた。

 部屋は灯りがあり、文化的なものもあった。

 どうやって酒を持ってきたのかは謎であった。


「酒を取られたて言うけど、迷宮内でどうやって酒を持ってきたのかな。地上には行けないのだからあるはずないと思う」


「酒はあるよ。ていうか、私達のサティロスが作っているからな」


「ええっ、酒は作っている!」


「まさか。材料がなければ酒は作れませんよ。迷宮にあるはずない。精霊に嘘は通じません」


 サザンも驚くことを言ってきた。


「精霊だと? お前は精霊なのかい」


「精霊ドリアード族だ」


「精霊のドリアード族だって! まさかあの伝説の種族か!」


「そうです。ドリアード族のサザンです」


「本当にいたのか。伝説だから存在しないのかと思ったが地上にはいるのだな。これは珍しいのを見たし、強いわけだ。負けたのは納得、納得」


 サティはサザンがドリアード族と知り俺以上に驚く。

 地上と同じで、迷宮のなかでも精霊ドリアード族は珍しい種族らしい。


「酒の話に戻るけど、酒は材料がいると思う。ビールならコムギ。コメ酒ならコメといった風に作る材料があるはずです。迷宮にコムギやコメはないでしょう」


 常識的にいっても俺の中でも迷宮内は日光も当たらないし、土も農地もないだろうから、酒はあるはずないのだ。

 食料は小動物やらを食べるしかないと思う。

 または迷宮に入ってきた人族を食料にするのがベストであるけど、封印されているから、食料も限られている。

 酒は作れるのは疑問だったのであるが、サティは疑問に対して、


「俺も村長の意見と同じです。酒は作れませんよ」


「あるよ。コムギとコメは」


「ええええええ〜〜〜〜あるの?」


 あるらしいです。


「なぜ、どうして?」


「この階層にはないが下の階層にはなぜかコメとコムギを作っている農地が存在する。それを食料にしている種族もいるのだ。詳しくは謎で、なぜかは秘密にされているのもあり、わからないがコメとコムギも入手している」


「ダンジョンの階層でも農作物が作れるのは衝撃だ」

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