『錬金462話 トマトを栽培する』
『錬金462話 トマトを栽培する』
あまり評判が良くなかったトマトであっても、食事は楽しめて食べた。
ご飯も直ぐになくなった。
食事が終わった。
部屋ではスイが着替えていた。
「フランツ様、農地で作る野菜と、他の街の野菜ではこうも味が違うのですね」
「気づきにくいけど、食べ比べると違いが出るな。農地はミスリル農具で掘ったから、土が違うのだ。やはり農業では土は大事だとわかった」
「トマトも作るのでしょ」
「うん、作る予定」
翌朝になって俺は農地に行った。
農地にはいつもメヌエットもいたし、リアも手伝いに来た。
「今日はトマトの種を植えるよ」
「トマトは昨日食べたなですね。種もありました」
「うん、この種を植えてみる。最初にトマトの農地を新たに作っておいた」
「ここですね」
トマト農地に区画した。
新しくミスリル農具で掘った土地だ。
ここにトマトの種を植えてみる。
今までやった農業と同じで良いでしょう。
育ってくれたら嬉しい。
トマトには大きめのトマトとプチトマトがあるが、これは大きめのサイズだった。
俺はプチトマトの方が好きだったが、それはまた次の回にしたい。
「よっと、植えましょうね」
「種は全部植えました、村長」
「ありがとう、メヌエット、リア。二人とも明日になったらトマトを見に来よう」
「出来ていると良いです」
トマトの種を植える農作業は終えて、成長する翌日に期待したい。
トマト以外の農作物の様子を見たり、農作業をすることにした。
商人が定期的に村に来るとなれば、農作物も収穫しておけば直ぐに売れるからだ。
収穫した野菜は倉庫に保存する。
農作業をしたあとは、迷宮にも行きたかったので、迷宮に寄った。
迷宮に行って蜘蛛族のスパルネに会う。
彼女達に制作してもらった糸が売れたのを報告するためだ。
行ってみるとスパルネは休んでおらず仕事中だった。
ご苦労さまではす。
「ご苦労様だスパルネ」
「村長ですか。また掃除の道具を作るのかい」
「道具はもういいよ。スパルネの糸の掃除道具は便利だとカエンが言っていた。助かるよ」
「あれは村長のアイデアですから、私の力ではない。力を貸しただけです」
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