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『錬金445話 大浴場で風呂』

『錬金445話 大浴場で風呂』



 カエンが炎を出し続け、ミスリルの窯を熱していくと、窯の中の水はしだいに湯気が出てきて、ついには熱い熱湯となった。

 凄い火力だな、やはり魔竜だけあるな。


「カエン、水が熱湯になったぞ、これなら大浴場をお風呂に出来る!」


「良かった、大量の水があるから、難しいかと思ったけど、ファイアブレスの力ならこれくらいは余裕よ、でも人型になると、少しだけ弱くなったみたい」


「ありがとう、みんなの所に戻ろうか」


 窯の水が熱湯になったところで、窯から大浴場に熱湯を流した。

 大浴場に戻ると、みんなは待っていて、


「ああああ、熱湯が流れてます!」


「本当だわ、お風呂だ、触ってみる、、、熱いです!」


「カエンが成功したのね」


「うん、ファイアブレスでガンガン熱してやったわ。余裕で熱湯になった。いつでもお風呂に入れるようにしておく。みんなせっかくだしお風呂に入ったら」


「いいね!」


「入りたーい!」


「フランツ様、お湯が来ましたから、もったいないですし!」


「そうだな、お湯があるのだし、みんな入ろうか。俺も入るよ。魔王もどうぞ」


 魔王はがっしりとした体格であった。


「俺もか。入ろう」


「ストラマーベル様が入るなら、ビビもご一緒します」


「パヒューナはお背中を流します」


 魔将娘もいた。

 この三人は凄い体をしていたが魔族は平均的に言って、体の発達がある。

 魔王の横には魔将娘が控えている。

 ビビは俺の方を見ていたけど、とてもグラマーな体です。

 そのビビが寄ってきた。


「ねえフランツ、ちょっと聞きたいの」


「何でしょう?」


 グラマーですから俺は緊張する。


「リアとは婚約するのはどうなったの。リアを好きなのか。それでリアを風呂に入れて裸にしたのか」


「いや、俺はそんなつもりはないよ。リアもビビも楽しんでくれたらいい」


「それならリアと村長は離れなさいよ~~、変ですよ~~」


 ビビの横に来たのはセルラだった。

 ビビにも負けない凄い体です。

 俺がリアと一緒にいるのが嫌らしいのは、まだ魔王がリアをあきらめてないからだろう。

 魔王の目の前でリアといちゃつくなと言う。


「なによ、いいじゃない、私が裸でフランツと居ても!」


「良くないですリア。あなたは精霊の力があるのです。ですから村長と仲良くするのはストラマーベル様の前ではしてはいけません。いますぐ離れなさいリア」


「横にいるだけよ、結婚しなければ何も力は加護は起きないのよ」


 リアが俺の真横に来ると、胸が当たる。

 リアもハンパない胸だった。


「離れなさい、ストラマーベル様の嫁候補なのです、村長から離れなさい!!!」


「離れません~~~~」


「なによ、離れなさいよ~~~」


「きゃあああ~~~~~~~」


 パヒューナがリアにお湯をかける嫌がらせをした。

 ついには、魔将娘の三人とリアが、なぜか風呂でお湯の掛け合いをしだす。

 俺は巻き込まれたくないから距離を取ったのはいいが、恐ろしく胸が揺れていて、大浴場はとんでもないエロな風呂となった。

 魔王はそんなのは興味ない感じで湯につかっていた。

 


 カエンがお湯を作ってくれて、せっかくだし、完成を記念して入るとなった。

 村のほとんどの住人が大浴場にて入浴する。

 着替える場所も作ってあるから、そこで服は脱いだ。


「ご主人様、お先に入りますね」


「お先に~~」


 モフルンとリアだった。

 普通に服は全部脱いでいたが、恥ずかしくはないようで、逆に俺が照れていた。

 他のフェンリル族やら、魔将娘も脱いでいたのを見てしまった。

 これが大浴場だな。

 家のお風呂とは違う雰囲気。

 大浴場は湯気で熱気が凄かった。

 湯気で近くまで行かないと、はっきり見えないくらいの湯気だ。

 湯に入ると熱いが、ちょうどいい湯かげんだった。

 

「フランツ様、いい湯です」


「スイはアイスドラゴンでも大丈夫なのかい、熱さに弱いのかと思ったけど」


「大丈夫です。最初は家のお風呂が怖かったの。熱さよりも寒いのに強いですから。モフルンとリアがお風呂に入っているのがあって、私も入れるようになった。気持ちいい」


「スイが入れるなら嬉しいよ」


 スイが入れるのは慣れたかららしい。

 まあアイスだから、無理に入る必要はないので、本人が好きにしたらいいか。

 逆にファイアドラゴンのカエンは余裕だろうと思う。


「スイが入れるのは意外だった。アイスドラゴンであるから、びっくりした。昔はスイは暑がりだった。ちょっと暑いとばててしまう」


「昔は昔よ。今はお風呂好きです」

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