『錬金444話 大浴場を作る』
『錬金444話 大浴場を作る』
「混浴風呂を作ることになる。何十人が同時に入れる風呂だ。みんなで作るぞ」
「もう少しで完成です、頑張ります!」
混浴風呂を作るとなり、一時は疑惑が起きたが、でも混浴でもいいとなって、作業は開始される。
うん、納得してくれたから、俺はそれでいいかな。
作業は快調に進んでいき、トラブルもなかったので、風呂場も作り上げた。
温泉旅館にある大きな立派な風呂を考えていたので、俺から見ても満足いく風呂だった。
すげぇな、これはお金が取れるくらいに立派!
「みんな、風呂場が完成した。ありがとう、みんなの頑張りがあったからだ」
「大きい風呂ね、みんないっぺんに入れる!」
「家にある風呂とは違って、迫力があるな」
「さすがに村長だ。こんな立派な大浴場を考えたのは凄いな」
「ところで、お風呂ですから、熱いお湯が出るのよね。水ではお風呂ではないもの」
「そこはスイとカエンの魔竜が活躍することになる。大量の水が必要になるので、貯水槽と繋げて貯水槽から水をここに送る。でもまだ水だ。貯水槽はスイに水は溜めてもらう。その水が来たら、この大浴場に溜めておき、カエンが火で温めて、熱いお湯にする仕組みだ」
「カエンはこんな大浴場に入る水を熱くできるかな、けっこうな量の水ですよ?」
「私はやってみるしかない、熱いお湯にできるかは、私にもわからないもの。コメ神様、やってみます、火で温めます!」
「今、やる気かい?」
「はい、今やります!」
「よし、それでは水が溜めてある所にいこう」
カエンは完成したばかりの大浴場に本当に熱いお湯が出せるのかを試したいと言う。
俺も本当にできるかはわからないので、カエンの力を知りたいと思った。
水だったらがっかりしてしまうので、カエンの能力が大浴場の今後に影響するわけで、とても重大な瞬間になりそうだ。
カエンと一緒に水を貯水槽か送られてくる場所に行った。
「ここに貯水槽から配管で送られてくる。ここで熱して欲しい。熱した熱湯が大浴場のお風呂場にお湯として出るから」
貯水する施設にはミスリル合金で作った釜があるため、カエンの炎をか当てられるような設計だ。
強烈な炎でミスリル合金を熱して、水を熱いお湯にする仕組みだ。
「やってみる、、、ファイアブレス!!」
口ではなく手から炎を出す。
炎は強烈な火力だった。
ミスリル合金の釜に炎をブチ当てる。
釜は熱されて赤くなった。
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