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『錬金044話 農地に魔物が来た』



 スイが不気味な発言をする。

 魔竜のスイからでも恐ろしく強力な魔力を持っていると。


 そんな魔物がこんな土地に居たのかとなる。

 まあ何が居ても不思議はないが土地であるけどね。


 弱い魔物なら放置してもいいけど、強い魔物をほどするのは危険である。


 落ち着いて暮らすのも無理だな。


「よし、スイ。近くに行こう。魔物の正体も知りたいし、危険なら放置したくないんだ」


「敵を知るのも大事です。私も行きます。戦闘になるかもです」


 スイと一緒に農地に隠れながら魔物に接近した。

 魔物にきづかれないように、ゆっくりと。


 近くに来た時に魔物と目が合った。


「スイ、あれは?」


「まさか! あれは!!」


 スイの反応は早かった。

 それも良くない反応っぽい。

 知っでいる風な感じで、俺は知らない魔物だった。


「そこに隠れているのはわかっている。出てきたらどう?」


 魔物からだった。

 会話可能?

 スイと同じく会話する魔物だ。

 魔物には会話のできる知能の高い魔物もいて、たいていはランクの高い魔物と言われる。


 スイも初めから会話していたっけか。

 となると、この魔物もランクが高いと考えていい。


「ば、バレているな」


「はい、もう魔物は私とフランツ様を確認してますので、隠れていてる意味はないですね」


 スイから農地に隠れるのは意味ないとなり、俺は姿を魔物にさらした。


 スイともにかなり近くまで行く。

 魔力がかなりあるのは、わかった。


 近くにきた時に、魔力が俺の体に嫌でも来たからだ。

 スイが言うのがわかる魔力だな。


「誰だい。俺の農地に何か用があるのかな?」


 魔物に話しかけたのは、魔物も会話できたからだ。


「ある。とても、とてもいいか香りがする。家からだ」


 犬のような姿をした魔物だった。

 だからなのか、匂いに誘われて来たらしい。


 匂いと言えば、昨日は料理をしたのが、魔物の鼻を刺激したのかもだ。


「フェンリルだな、お前は?」


「スイは知っているの」


「詳しくはないですが、フェンリルでしょうね」

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