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『錬金430話 ファイアドラゴンを招待』

『錬金430話 ファイアドラゴンを招待』



 ファイアドラゴンは肉とコメのご飯が並んだのでテンションが上がる。

 牛肉のステーキは食べたことがあるのかな。


「牛肉のステーキとご飯だ、食べてごらん」


「クンクン、これは肉だ、それも食べたことない肉だ、それでは食べてみる。ななななんとも美味い肉だああああああああああああ!」


「あははは」


「あっははははははは、村の牧場で育てている牛の肉を焼いた」


「牛? 牛の肉てこんなに美味いのか」


 ファイアドラゴンは肉のステーキを一口食べて美味しいと言った。

 牛肉は口に合うようだ。


「ご飯も一緒に食べてみなよ」


「それではご飯と肉を一緒に食べてみる。うううううううう美味いいいいいいいいいいいいいい!」


 絶叫した。

 テーブルがガタガタと揺れるのは、美味さをファイアドラゴンが表わしているからだ。

 興奮して体が揺れている。


「美味いだろ、フランツ様の肉は?」


「美味い、肉とご飯の組み合わせが絶妙で、口の中で混ざりあい、ハーモニーとなった!!」


「良かったね」


「もっと食べな」


「私も食べよう!」


「やっぱり村長のご飯は最高っす!」


「止まらんぞっっ!」


 みんなで食事会は開始され、あっという間に料理は胃の中に入った。

 残した人はおらず、綺麗に皿はなっていた。

 これだけ綺麗に食べてくれると、嬉しいものです。

 満腹なった姿を見るのは実に気持ちいいです。

 ファイアドラゴンは、竜の姿で怖い外見だったが、今の姿は満腹で敵意は全くなかった。

 村のコメを食べるために来たのだから、食べれて良かったわけで、初めからコメが食べたいと言ってくれたら、戦う必要はなかったのだった。


「はああああああああ、こんな美味いご飯を食べたのは生まれて初めてです。フランツには感謝する」


「良かったよ。俺はファイアドラゴンが満足してくれたなら、それが一番嬉しい。それに最初からコメが食べたいと言ってくれたらもっと良かった。たたかわずに済んだのだからさ」


「そうですよね、ご飯が食べたいと村長に言えばいいのよ。コメは農地で作っているから、毎日取れるのよ。今日食べても明日には農作物として収穫できるの。遠慮なく話していたら、あんな戦いせずに食べれたのよ」


「そんなあ~~~~~、だって勇者が村を破壊してフランツを倒さないと食べれないと言っていた。だからそれを信じていた。勇者なんて信じなければ良かった。あんなのは勇者とは呼べない」


「あはははは、確かに勇者じゃないよ。今頃は村から去って王都に向かっているけど、惨めなものです」


 ファイアドラゴンはグラティアスを信じてしまい、戦いになったと話してくれて、悪いのはグラティアスであってファイアドラゴンではないというのがわかる。

 騙されていたわけで、住人のみんなもファイアドラゴンに同情した。


「そうなると、いつでもこのご飯を食べているのか、アイスは?」


「そうですよ、毎日食べている。私も農作業もするけどね」


「うううう、うらやましいいいいい」


「フランツ様のご飯が気に入ったみたいね」


「アイスみたいにフランツの住人になる~~~~~~!」


 会話がいきなり変なことになった。

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