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『錬金428話 勇者パーティーは撤退する』

『錬金428話 勇者パーティーは撤退する』



 グラティアス、ミーシャとフィーネルは体は傷を負って火傷もしているが、村から遠ざかっていく。

 ホッとする。

 でもまた来ると言うのは、聞きたくないです。


「村長、撤退する前に捕まえて牢獄にでも作っていれておけばいい。俺も手伝う」


「いいや、見たくないし、もう来ないと思う。だから追わなくていいよ」


「そうだといいが、、、」


「まだ騎士団がいる」


 騎士団団長ルーリンと四聖騎士もいた。

 やがて起きてきて、


「フランツ、この村が危険なのははっきりとした。このことは国王に報告する。覚えておれ!」


「国王に言ったら、騎士団が来るのか?」


「国王が決める。この土地はターバンド国の領土であるから、全ては国王の監視下にあるのだ。それを忘れるな!」


「忘れるなよ!」


「どうする、騎士団をここで潰すかだ」


「魔王よ、騎士団は国の軍隊だ。理由もなく村は攻撃はできない。今の騎士団は何もできないさ。見逃そう」


「帰れ~~~騎士団~~~」


「勇者パーティーと王都に帰れ~~~~」


 ルーリンと四聖騎士はグラティアスとともに撤退する。

 良かった、これで完全に撤退した。

 残ったのはファイアドラゴンだけで、余計なのはいなくなった。

 全く人騒がせな連中だ。

 人の村で暴れるだけ暴れて帰ったのだから。


「ファイアドラゴンはさ、コメが食べたいのでしょ、それでここまで来たのだし。フランツの作ったコメを?」


「食べたいさ!」


「どうかなフランツ、ファイアドラゴンにコメの料理を食べさせたら?」


「あるのか、コメが!!」


「あるよ。コメならある。村に来てくれ、ご馳走する」


「コメ~~~~~~」


「本当にコメが好きなのね」


「ファイアは、食いしん坊だから。魔竜のなかでも一番の食いしん坊です」


「アイスに言われたくないです、アイスだって食欲はあるでしょ。一緒よ」


「まあまあ、アイスの分の料理もつくるからさ」


 そうしてファイアドラゴンを村の入口まで来てもらう。

 ただ魔竜の形態だし、みんなが驚くので、入口でストップ。

 外での食事にするのがいい。


「魔竜ですか!!!」


「魔竜だああああ!」


「ファイアドラゴンだあああああ~~~」


「大丈夫です皆さん、ファイアドラゴンは料理を食べに来ただけです」

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