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『錬金426話 ファイアドラゴンは利用された』

『錬金426話 ファイアドラゴンは利用された』



「シャドウ街で評判?」


「シャドウ街て街か、確かモフルンが魔人に薬飲まされた街よね」


「うん、村から近い街。でもシャドウ街にはご主人様が最近になって商人にこめとかコムギを売ったわね、、、」


「ねえ、フランツ、あなたが売ったコメがシャドウ街で評判になっりしてないよね、ファイアドラゴンが話したコメじゃないよね?」


 リアが俺のコメではと疑ってきた。

 言われてみると最近になって商人にコメを大量に売った。

 ファイアドラゴンはシャドウ街で評判ていう。

 まさか繋がるな。

 まさか村のコメをファイアドラゴンは食ったのか!

 そりゃ美味いことは美味いよ、村のコメは。


「げげげげ、村のコメは商人に売ったよ。商人は気に入ってたから、大量に売った。それが王都に届いて国王へと運ばれたとしたら、ファイアドラゴンの食ったコメは村のコメてなるな!!!」


「村長、もう間違いないよ!!」


「そうだよ。勇者はこの村のコメだろうと言った。それで勇者はフランツを倒せといい、倒せば、村のコメは好きなだけ食えると約束したのだ、だから勇者と一緒に行動した」


 やっぱり村のコメだった。

 途中から変だなと思ったが、グラティアスがファイアドラゴンを誘っていたのだ。

 村のコメが食えると。

 俺を倒せば食えると。

 ファイアドラゴンを利用して村を壊滅、解散させようとしたのが、グラティアスの思惑だったらしい。


「ええええええええええ!」


「えええええええ、ここのコメえええええええええええええええ」


「確かに村長のコメは美味い。ファイアドラゴンが食べたいというのは納得する」


「フランツ様、まさかのフランツ様の作ったコメでファイアドラゴンは利用されたみたいです」


「ファイアドラゴンは悪くなかった。ただコメが食べたかっただけで、そこをグラティアスは利用して村に攻めさせたわけだ。酷い話だ」


「それでも勇者かよ、勇者失格だ。ターバンド国は可愛そうだよ、こんな人物が勇者て」


「最悪の勇者」


「最悪で、さらに最弱でもある勇者だよ、ほんと弱かったもん」


 モフルンはグラティアスをボロクソに言った。

 愚痴をこぼすように言い合うが、どれも的を得ていた。

 全部グラティアスの本質をついている。

 勇者の称号はグラティアスにはもったいないです。

 もっと他に適任者がいるでしょうから、譲るべきです。


「どうしてあんなに弱いのでしょう?」


「うるせええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」


 みんなで勇者の悪口を言ってると、グラティアスが言った。

 聞いてたの?

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