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『錬金421話 ファイアドラゴンと決戦』

『錬金421話 ファイアドラゴンと決戦』



 でもまさか仲間割れが起きるとは、予想外だった。

 仲間割れで助かったといえるが、でもファイアドラゴンはおさまらない。

 むしろ勢いが増幅していると思うくらいのブレスだ。

 

「やめろ~~~~~~、俺を裏切るなああああああああああ」


 グラティアスが叫んだ。

 生きてたか。


「あああ、グラティアスが起きた。そして命令をしだしたよ、うざいなあ」


「起き上がったけど、ファイアドラゴンはどうするのかだ。きっと命令に従うぞ。こっちにファイアブレスが来るよ!」


 ルーリンと四聖騎士が倒れて燃えているタイミングで、さっきまで倒れていたグラティアスが起き上がったのだった。

 せっかくファイアドラゴンが仲間割れしていたのに、また命令に従うなら面倒だが。

 グラティアスは完全にファイアドラゴンをコントロールして操作していたからで、まるでテイマーかと思うくらい見事だった。

 どうやって操作してたかは知らないが、再び操作すると思われる。

 もう少し寝てたら良かったのに。


「勇者か。騎士団は嘘つきだった。だからブレスした。勇者もか、勇者も嘘つきだった。ここまでさせて、面倒なことさせて嘘だった。もう怒ったぞ!」


「なに、俺は嘘はつかん、お前には嘘はつかない、必ずコメは用意する。こう直ぐだ、もうすぐ食えるのだ、フランツ、アイスドラゴンらを倒せばいいのだああああ!」


 食える?

 コメを食いたいのかな?

 グラティアスとファイアドラゴンとの会話には変な点が多くて、どうもそのコメが重要なキーワードになっているみたいだ。

 でも最初とは違う感じで、ケンカっぽいぞ。

 グラティアスもあせっている。


「いいや、信じない。勇者も騎士団も信じな~~~~~~~~~い、ファイアブレス!!!!」


「えええええええええ、俺にやる~~~~~~~~~あああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


 なんとグラティアスも燃やす暴れようです。

 騎士団と同じく燃やされてしまった。

 完全に仲間割れって奴か。

 でもグラティアスもバカだな。

 寝てれば良かったのに、起きたばっかりに燃やされる結果に。

 これで敵と言うか、暴れてるのはファイアドラゴンだけとなった。

 しかも狂ったように火を吹き出してます。

 グラティアスとの間には何か約束事がああたようだが、今はファイアドラゴンを静かにさせることだ。

 そしてスイにはさせたくない。

 スイは魔竜であり、同じ種族であるので、戦いはしたくないはずだ。


「グラティアスが燃えてます!」


「グラティアスはもうさすがにダメだろう、いい気味だ、ざまあみろだ」


「これでファイアドラゴンだけです。私も戦います。フランツ様一緒に潰しましょう」


「私もやります、遅れてきて何もしてませんから」


「ご主人様、最後は全員で潰すのがいいです」


 みんなから戦いの意思を聞いたが、俺は頷けなかった。

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