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『錬金418話 スイの怒り』

『錬金418話 スイの怒り』



 スイの体を触り止めた時だった。


「止めるな~~~~~~~~~~~」


「ががやああああああああああああああああ~~~~~~」


「ミーシャああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


 スイを止めたミーシャはスイに殴られると、荒れ地に転がっていき、土まみれになった。

 たぶん、ミーシャは殴られると思ってなかっただろうから、不意打ちに近いし防御も取れてなかった。

 一発で転がったミーシャは反応があるものの、ピクピクしてる。

 気絶はないが、しばらくは起き上がれないとみた。

 なんてことをしたのだスイよ。

 ミーシャをボコったからには、どうなるかわからないぞ。


「ミーシャを殴ったなああああああああああああああ!」


「フィーネル、危ないぞ!」


「お前も邪魔だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


「ぎぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」


「フィーネルうううううううううううううううう!」


 ミーシャに続いてフィーネルもやられた。

 勇者パーティーの二人を一撃で倒すスイ。

 最初の時とはまるで違う攻撃だった。

 魔力が全然違うのは、魔竜は特にキレると魔力が異常に増大する。

 しかもあり得ないレベルの上昇だったから、フィーネルも予想外だったろう。

 二人の撃沈を見たグラティアスの足は震えている。

 俺の頭を踏んでいる足は確実に震えていて、俺の頭も揺れる。

 ビビっている。

 スイが怒るのを感じて、マジで恐怖してるな。

 俺は責任取らんぞ。

 全部、グラティアスが責任取ってくれよな。


「おい、フランツ、アイスドラゴンを静かにさせろ」


「だから無理だよ」


「言えよおおおおおおおおおお~~~~~~」


「無理~~~~~~~」


「もう遅いです、フランツ様の頭にある足を退かせええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」


「ぎゃはがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


 グラティアスが腹を殴られると、腹に一撃をくらい、あえなく撃沈か。

 おかげで俺は楽になった。


「フランツ様、頭は大丈夫ですか?」


「うん、大丈夫だが、派手にやったな」


「許せませんでした。だから勇者は殴りました。すみませんでした、フランツ様の指示を破りやってしまいました」


「いいよスイ。逆に嬉しい、俺の為にしてくれたのだから」

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