『錬金411話 ファイアドラゴンは利用される』
『錬金411話 ファイアドラゴンは利用される』
今しかないといい、俺に選択させるも、選択の余地はないでしょう。
ファイアドラゴンを止めるの一択です。
「命令を聞く」
「あっははははははは、そうか、命令を聞くか!」
「ドラゴンは止めろよな」
「わかった、ファイアドラゴン、着地していいぞ」
なぜかグラティアスの指示に従い着地した。
これでシャドウ街は安心か。
良かった。
ただどんな要求をしてくるかだな。
「フランツ、いいの、勇者の命令を受けるのは?」
「いいさ」
「でも、酷いな、街を取り引きに使うてさ。勇者のすることじゃないです」
「わかっている。あいつはそう言う男なのさ」
「ふふふ、フランツは俺の命令通りになると決まった」
グラティアスには会いたくなかったですが、どうしても俺に会いたかったらしい。
「まず、最初に命令する。他の仲間に反抗しないように言ってくれ。特に魔竜アイスドラゴンに」
「みんな、逆らうな、いいな?」
「でも、村長!!」
「いい、俺はいい。逆らうな」
「はい、オイラは逆らはないです」
「はい、フランツ様」
「はい、ご主人様」
「魔王も、従う」
これでみんなは静かになったと思う。
魔王がどこまで俺の言うのを聞くかは保証はないけど。
「あっははははははは」
「グラティアス、お前て、魔王より悪だな」
「騎士団が言うな」
「言っておく、私は関与してないからな」
「私も」
ミーシャとフィーネルは無関係をアピール。
まあ、そうだろうな。
とてもミーシャが賛成するとは思えない。
「なら、グラティアスの単独行動てことね」
「フランツに命令する。俺の前に来い」
「前に行けばいいのだな」
仕方ない。
言われるがままに前に。
何か嫌な予感する。
不敵な笑みって感じで、俺を見てます。
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