『錬金405話 騎士団団長ルーリン、参戦』
『錬金405話 騎士団団長ルーリン、参戦』
騎士団のルーリンが団長となると戦力は考え直す必要がある。
騎士団団長ルーリン 人族 Sランク程度
これくらいには見ておくべきか。
団長となると妥当だろう。
俺は勇者パーティーにいたが、騎士団についてはあまり関わり合いがなく、情報は少な目。
勇者パーティーでいうと、
勇者グラティアス 人族 Bランク程度
これは俺の予想です。
本人は自分が最強の勇者とか思っているらしいが。
魔術士ミーシャ 人族 Sランク以上?
僧侶フィーネル 人族 Sランク
この二人の実力は本物であろう。
俺も疑うことはないし、なぜグラティアスとまだ一緒にパーティーにいるかが不思議だ。
ミーシャに関しては実力は間違いなく、ターバンド国において最強に位置していると思う。
冒険者ギルドでは最強の登録者だと思える。
魔竜ファイアドラゴン 竜族 伝説級
これはスイがアイスドラゴンで俺と戦った時も同じ力と想定する。
人族形態になると、少し弱まるらしいが、スイくらいになると、変わらないとも思える。
戦いはファイアドラゴンがいる分、相手が優勢だった。
やはり魔竜の存在が大きい。
「ふふふ、フランツと言ったな、まだ俺らを忘れているぜ」
「騎士団か?」
ルーリンと同じ防具をしているし、ターバンド国の騎士であるとわかる。
そうなると騎士団の精鋭軍か?
「騎士団だし、騎士団から選ばれた者で、騎士団四聖騎士だ。知ってるだろう、フランツも勇者パーティーに所属していたのだ」
「騎士団四聖騎士、聞いたことはある」
以前に名前は聞いていて、精鋭された騎士と。
そうなるとルーリンと比べて同じかやや下くらいの能力か。
かなりの実力者と思われるので、戦いに加わるなら、さらに不利になる。
「俺は四聖騎士の聖豪のバランジェット。団長ルーリンと共にフランツを捕らえることを宣言する。聖空雨剣でなあああああ!」
「聖豪のバランジェット、聞いた名前だ。でも俺は負けられない!」
聖豪のバランジェットは聞いた名前だった。
きっと冒険者ギルドで話題になっていたからと思う。
強くて有望な人は、ギルドで会話のネタになるからだ。
まだ若い男性だし、将来性から話題になったのだ。
俺は聖空雨剣という剣術で迫ってきたので、ミスリル剣で応じる。
まあミスリル剣なら、たいていの剣術は防いでしまうのでね。
「俺の聖空雨剣がああああ!」
「残念。俺のミスリル剣は強いよ」
「フランツは強いぞ。みんな!」
「情報通りか、四聖騎士が合わされば敵ではない」
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