『錬金401話 ファイアドラゴンとスイ』
『錬金401話 ファイアドラゴンとスイ』
「我ら竜族であり魔竜は、負けたらその人に従う習性がある。アイスが負けて人の姿になるとはな」
「いいだろう、私が人に変形しようがファイアには関係ない」
スイと魔竜が会話しだす。
いつ以来の再開なのかはわからないが、会話の内容は良くはなさそうだ。
「あははは、魔竜なのに情けないな。人族に負けたのは魔竜の恥。情けないわ」
「うるさいよ。私は後悔ないし、楽しんで暮らしている。邪魔しないで帰ってほしい」
「帰ることはないぜ、アイスドラゴン。俺が帰らせないからな。俺はこの村に来たのは、村を制圧するためだ。フランツを制圧する。そのためにファイアドラゴンを呼んだ。だからアイスドラゴンが言うように帰ることはないし、逆に全員倒すつもりだ!」
グラティアスは本性を出して、ファイアドラゴンは俺を倒す為の戦力で呼んだらしい。
なんてしつこい男だろうか。
いい加減にしてくれるかな、グラティアスさん。
まあ、俺を憎んでいるのは確かだが、魔竜は人には関わることはないとされる。
どうやってファイアドラゴンを呼んで来たのかだ。
「グラティアス、俺を倒すとかやめてくれよ、なぜ面倒を起こす。お前はお前で好きに生きたらいい、俺も好きに生きる」
「だめだ、俺はフランツに苦痛を受けた。そして今も苦痛を受けているのだ。村をめちゃくちゃにしないと気がすまない」
「私もよフランツ」
「ミーシャ!」
ミーシャも俺を恨んでいるもようです。
いい感じはしませんね。
「フィーネルもよ。フランツを潰さないと、国王から評価は下がりっぱなしで、給与が下がりっぱなしなわけ。わかる?」
いや、わかるけど、はい、倒されますとは俺は言えないよ。
俺は自分の力で生きているのだ、倒されるのは、この生活を失うのだろう。
俺は反対するよ、そしてグラティアスだろうと戦う。
でも給与が下がるとかは知らない話しだった。
「給与下がったのを俺のせいにされてもな、困る」
「だからムカついている」
「ファイアドラゴンは、武器だ。村は壊滅させる!」
「久しぶりだことファイア。ここはあなたの来るところではない。勇者に騙されています。すぐに元のいた場所に戻りなさい」
同じ竜種であるファイアドラゴンを説得するスイ。
ファイアドラゴンがグラティアスと組み俺と戦うならば、スイとの戦いは避けられないと思う。
「戻らないよ~~~~~だ」
「さあ、戦いの開始だあああああああああああああああああ!」
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