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『錬金400話 魔竜が村に来る』

『錬金400話 魔竜が村に来る』



 トラムの驚いたのは魔竜とは予想してなかったのだろうなと思われる。

 フェンリル族のトラムでさえ、驚くのだから、やはり魔竜は特別な存在と言える。

 そして遠目からでもわかる姿だった。

 魔竜ファイアドラゴンの姿があった。

 ひときわ巨大な体をしている。

 あれが魔竜だろう。


 それに周りにいるのは、まさかとは思うが、俺の良く知る人物に似ているのが気になる。

 嫌な予感がする。

 胸騒ぎていう奴か、ざわざわする。


「村長、知っている人がいますか?」


「いるかも。嫌な予感する」


「何人かいますね」


「行ってみよう」


 とにかく待っているよりは、ドラゴンのいる方に行った。

 ドラゴンに接近するにつれ、緊張するし、疑いが確信に近くなる。

 俺の中にある疑惑が確信に。


「あははは、フランツまた会ったな。この前はよくも追い返してくれたな」


「グラティアス!」


 やはり俺の予想が的中した。

 魔竜ファイアドラゴンの周りにいたのは、グラティアス達の勇者パーティーだった。

 またかよ。

 もういいよって言いたいです。


「グラティアスって言ったら、勇者パーティーですかね」


「うん」


「村長を追放した人でしょ。また凝りずに来たのかよ。今回はファイアドラゴンを連れて来たってわけか。しつこいっす」


「なぜ来た?」


「あまり歓迎してない感じだな」


「当たり前だろ。俺はパーティーを追放されたのだぞ、会いたいわけない。帰ってくれ」


「そう、怒るなよ」


「村長をバカにしに来たか、もしもバカにしに来たなら、あなたの命は保証しません。前回来た時は生かしてあげたのです。感謝しなさい村長に。でも村長をバカにするなら、この魔竜スイが許しません」


 スイは早くも苛立っていて、魔力を放出しだす。

 こうなった時のスイの恐ろしさは俺は知っている。

 荒れ地は一気に緊張感となった。


「アイスドラゴンか、もしやアイスなのか?」


「アイスよ」


「どうして村にいる?」


「隣にいるフランツ様と住んでいるからよ」


「姿が人だ。アイス、あなたまさか、フランツに負けたのか、そして人の姿になったとか?」


「当たり。負けたのよ。ドラゴンにはなれないの」

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