表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

396/1066

『錬金396話 勇者視点 ファイアドラゴンで村に向かう』

『錬金396話 勇者視点 ファイアドラゴンで村に向かう』



「ルーリンもフランツが嫌い、私達もフランツは大嫌い、話がお互いに合うわね」


「珍しく合う」


「騎士団を連れて行けと言うのかしら?」


 ルーリンは俺達の考えに賛同する。

 珍しいのは、いつもは敵対はないが、あまり仲は良くなかったからだ。

 どちらかというと、騎士団と冒険者パーティーは魔物の討伐などで先を争うところがある。

 先に魔物を討伐すれば、それだけ評価されるし、報酬も取れるが、騎士団に越されたら何もなく終わる。

 よって騎士団よりも先を超すのが冒険者のやり方だ。

 国王はどちらにせよ、討伐されたらいいので、冒険者ギルドにも報酬はだすし、騎士団には元々給与は払っているわけだ。

 両方に金を払って結果、魔物や魔族を討伐させる。

 汚いと言えばそうだが、それが現実だ。

 俺は報酬さえあればいいわけだ。

 しかし今回は報酬ではなく、とにかくフランツの村を支配したいのだ。

 フランツがのんびり暮らしているのは許せないのだ。

 絶対につぶしてやる!


「騎士団を連れて行くのは少しでいい」


「少し?」


「俺はファイアドラゴンに乗って行く予定。ルーリンも乗れ。その方が早い」


 馬車では魔竜を向かわせるのは難しいと考えた。

 ただでさえ制御出来ない怪物。

 乗った方が制御しやすいと考えた。

 それに騎士団の軍勢を出すのは国王の許可もいる。

 無理だな。


「ルーリン、今回は国王に内緒での戦いになる。そのため騎士団の軍は出せない」


「国王には黙って行くわけね。後でどうなるかわかっているの」


「結果が良ければ国王は喜ぶさ。しょせんその程度だろ、国王なんて。偉いだけのお飾りさ。結果だけ求めるのだ、フランツの村を壊滅させたら、喜ぶ」


「私の目的はフランツを捕らえることだ」


 ルーリンは国王にフランツを提出したいのだろう。

 俺はむしろフランツを徹底的に懲らしめたいのだ。

 村を潰す。

 俺の勇者の評価を下げさせたのを後悔させる。


「勇者パーティーの評価を下げさせたのはフランツだ。許さない俺は、あいつを許さない!」


「私の四聖騎士も乗せられるか?」


「大丈夫だろう。四人も乗せてくれ。直ぐに出発する。王都はぐちゃぐちゃになったが、これは帰ったら国王に理由を話せばいい」


「さあ〜ファイアドラゴン、出発しよう、キミの望むコメがある村まで行こう」


「飛んでいく、さあ乗れ、コメのある村まで飛ぶ!」

       ☆☆☆☆☆に

  ポイントしてもらえると嬉しいです

       頑張れます

        ↓↓↓

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ