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『錬金395話 勇者視点 ファイアドラゴンで村に向かう』

『錬金395話 勇者視点 ファイアドラゴンで村に向かう』




 俺はファイアドラゴンと会話して、とりあえずおとなしくはさせた。

 ちょっとホッとしている。

 しかし被害は酷いな。


「ファイアドラゴンの破壊した王都の被害は甚大よ。これは確実に国王と軍師が出てきて、追及が始まるわ、勇者パーティーがやったのかとなったら、おしまいになる」


「最悪は給与減らすじゃない。前回は減らすで済んだけど、この被害が勇者パーティーと知れたら、禁固刑、または国を追放もある」


 フィーネルから恐怖の言葉がでる。

 禁固刑て、俺は勇者だぞ。

 いくらなんでも禁固刑はないよな。


「俺は勇者だぞ、勇者を禁固刑なんて聞いたことないぞ」


「ないけどさ、こんな被害もなかったでしょう。国王がキレたら終わりよ、国王が絶対だからね。この国は国王が全て。絶対よ」


 勇者でも国王には逆らえないし、逆らえば勇者の地位は無くなる。

 そこは言う通りだろう。

 俺の勇者の地位は国王に支えられているとも言い換えられる。


「ねえ、魔竜を連れてきたのはグラティアスなのだろ。聞こえている」


 団長のルーリンだった。

 コメを与えろと言ったのもあるし、知らないとは通らないか。


「俺たちは東の大陸にあるジャカラン国に行ってきた。ファイアドラゴンを探してだ。なぜならこの魔竜をフランツの村にぶつけてやる計画を考えたからだ」


「なんだって、この化け物をどうやってあの村に向かわせるのだ。そして戦うかわからないだろう?」


「こいつはコメが好物とわかっただろ。コメはフランツの村にもあり、特に気に入っているのだ。ジャカラン国で食わせた。それでフランツのコメを食いたいためにここまで俺たちを追って来たのだ、バカだろ」


 ここまでのいきさつを説明した。


「バカだな。お前もバカだが、魔竜もバカだ。コメのために来るとは、そして王都を破壊したわけか。ふざけてるな。しかしフランツのコメの為なら何でもするのなら、村に送り込めるな。その話が本当ならば」


「たぶん本当だ。情報はあったし、間違いない」


 ルーリンは俺をバカにするも、村に送り込むのは反対してない感じだった。

 反対派ではないなら助かる。


「ルーリンだってフランツには痛い目にあっている。憎しみとかあるの、私はあるのよ、給与カットだし、魔竜とフランツにもやられているから憎んでいるの」


「私もよ、ミーシャ。魔竜には竜巻出飛ばされているし、仕返しはしたい。フランツを捕まえて王都に帰るなら、私の評価は上がる。国王からは信頼を取り戻せる」

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