『錬金391話 筋トレをする』
『錬金391話 筋トレをする』
トラムの筋肉の訓練か、効率よく筋肉の運動てできるかなと考える。
ふと、考えて思いつくのは筋トレ。
片手で使うダンベルや両手で持つバーベル、鉄棒などの道具類はある。
スポーツクラブなどにもあるし、本格的なマッチョもいる。
錬金術で作れたらトラムだけでなくモフルンも誰でも使えて便利になる。
ちょっとトラムに聞いてみよう。
「あのさ、筋肉を鍛えるのに、道具は使うのかな?」
「いいえ、使いません。道具類は使わないし、一切道具はないです。自分で腕立てふせや、木があれば木を使って腕に負荷をかけたりと自然を利用することが多かった」
道具は使わないやり方らしい。
自然なトレーニングだな。
俺の錬金術ならどうかな。
「錬金術で道具を作ってみたらと思った。使えるかなと」
「錬金術で道具ですか、面白いです。オイラは使ってみたいです。師匠はどう?」
「訓練で道具なんてと思ったが、村長の作る道具は異次元だ。この闘技場も錬金術で作ったのだし、ぜひともお願いしたいものだ」
ガーターは聞いたら険しい顔をするから、道具は使わない派かと思いきや、錬金術でならオッケーと許可が出た。
よし、作ってみよう。
「師匠から許可が出たから、作ってみる」
「また得意のミスリルを使うの?」
「うん、ミスリルの合金を使い、筋トレ道具を作ろうと思う。少し見ていてくれ」
錬金術で作る際は、ミスリルの合金を使う。
そして重要な点は、作るイメージである。
どのような物を作るかと言う形だったり、使い方を明確に描いておくのが大事になるのは、イメージがないとミスリルの合金を変形したり加工出来ないから。
現在俺の頭にある道具のイメージはある。
シンプルに考えていて筋トレの道具を考え、誰でも使いやすい感じがいいかなと。
道具類は若者からお年寄りもで使えるし、マッチョさんのめっちゃ鍛えたい人には重さを換えれば、ヘビーユーザーの要求にも利用できる。
なので重さを変えられる道具がベストだろうと思った。
そう考えると一つ目の道具はダンベルだ。
ダンベルは片手で持てる重い金属だ。
ダンベルを片手で持って、上下などに振り、腕の筋肉に負荷を与える道具だ。
重さを換えられるのが便利だろう。
ミスリル合金を錬金術で形状を変える。
ダンベルの形に錬金成形した。
「おおおお、これはなんですか、見たことない道具ですが?」
「ミスリルダンベルだ」
「ミスリルダンベル、、、使い方がわかりません」
「片手で持ってみてトラム」
トラムに作ったばかりのダンベルを渡してみるのは、使い方がわからないので、レクチャーする。
「見た目よりも重いな。金属だからかな」
「うん、通常のミスリル合金をさらに濃縮して、密度を高めたので重い。これを上下などに動かす道具だ」
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