表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

389/1066

『錬金389話 闘技場の見学』

『錬金389話 闘技場の見学』


 商人フィデリオゴンがシャドウ街に帰った後に、持ち帰ったコメ、コムギ、タマネギ、ダイズ、キャベツ、オレンジが、商店に並んで販売されるのが気になって仕方がない。

 自分で作った農作物なので、余計に気になるのを知って、農民の気持ちが少しはわかったかな。

 美味しいと評判が良くなれば、また商人が村に来るだろうから、それまでに農作物の在庫を確保しておくことだ。


「商人が直接来るて、よっぽど美味しいから来た。フランツ様の農作物は大人気になりえる、忙しくなるよ」


「仕事があるのはいいことだわね」


「村が大きくなる感じだ」


「牛の牧草地もあるでしょ、肉の販売もできそうなの? 私たちだけの分しかなさそうだけど」


「そうよ、牛は数えるくらいしかいないもん、みんなで食べたら直ぐにいなくなっちゃう」


「牛は村で食べる分しか今はいないよな。わずかの数では、スイが言うように直ぐに足りなくなる。牛の数を増やす必要がる。簡単に牛を増やすと言っても、簡単ではないと思う」


 リザードマンに任せてある牛の管理。俺は関与せずに任せてある。ただ食べたら数はゼロになったら終わりだ。

 リザードマンのリザドにも、どうやって増やせるのか聞いておこう。


「せっかく牧草地作ったのです。牛がいないと単に草原になってしまう。牛に子供を作らせたらいいのよ」


「子供は時間かかるよ。長い期間で管理して減らさないようにするのは大変。農作物とは違うわね」


「違うな。農作物の場合は、普通は時間がかかるけど俺の農地は一日あれば作れる。だが牛はコメのようにはいかないよな。まあ気長にやる感じでいいかな。大量に作って街に売るものではない」


 牧畜業はゆったりと焦らずにいこうと思う。

 焦って育てても牛の成長は決まっているだろうし、むしろ良い肉になるよう努力を注ぎたいものだ。

 日本では牛肉にはランクがある。

 良い肉には高ランクの評価がされて、高く売れるし、買う方も高値で買う仕組みがあった。

 こっちの世界にも、そのような肉のランク制度は聞いてないが、あれば面白いかな。


「今日も食べたいです!」


「そうだな、リザドと相談するよ。リアが食べたいって言ってたと伝えておくよ」


 毎日食べたいのは俺も一緒だが相談しておこう。









 牛の件は後にして、闘技場にも見て回った。

 訓練闘技場は建設してからは、ちょこちょこと見てはいた。

 周囲はミスリル製のフェンスで囲ってあるのが特徴、土と芝生がある。

 師範はフェンリル族を代表する強者のガーター。

 ここは俺が一番関わりたくない。

 体育会系の感じがビシビシと伝わるから。

 すでに今日は闘技場に人がいた。

 ガーターが弟子を鍛えている風景だった。


「おお、村長も来たのかい、良かったらトラムやモフルンと一緒にやるかい?」


「いいいいいえ、俺は偶然に近くを通っただけです!」

       ☆☆☆☆☆に

  ポイントしてもらえると嬉しいです

       頑張れます

        ↓↓↓

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ