『錬金385話 勇者視点 ファイアドラゴンの執念』
『錬金385話 勇者視点 ファイアドラゴンの執念』
「嫌だ帰らない、食うまで帰らない、がああああああああああああああああああああああああああああ」
ガオアアアアアアアアアアアアアアアアア!
口から炎を吐いて王都の壁にぶつけた。
ドカアアアアアアアアアアアアアアアア!
壁に命中させた。
壁は大爆発して崩れた。
「壁があああああああああああああああ!」
「きゃあああああああああああああ、ドラゴンだあああああああああああああ!」
「ドラゴンが外にいるぞおおおおおおおおおおおおおおおお!」
街の人はファイアドラゴンが破壊したことで気づいてしまい、狂ったように遠ざかる。
いきなり魔竜が来たら普通にパニックになるだろう。
すでに大混乱状態だった。
「いい加減にしなさい魔竜。氷弾をくらえ!!」
ドドドドドドドド!
ミーシャが魔法攻撃。
俺も攻撃しかない。
ミーシャとファイアドラゴンが激しい攻防となった。
俺も剣での攻撃をする。
「ファイアドラゴン、大人しくしろ!」
剣でファイアドラゴンを切りつけるものの、そこは魔竜だった。
まるで切れない。
ただ俺には剣術があるはずが現在は使えないので、単に切るしかない。
フィーネルは本来は後方支援が得意であるが、そうもいってられなく攻撃参加に。
時間を稼げば、騎士団や冒険者パーティーが来るだろうと期待する。
しかし期待より先にファイアドラゴンが壁を崩してしまい、王都に侵入してしまったから大変だ。
せめて、壁の外にと思ったが簡単ではなかった。
王都の中でも暴れる。
炎を吐いてくるわ、尻尾を振り回すわで、もう被害は凄まじい被害に。
「魔竜だ、魔竜に矢を放てええええ!」
「放て!!!!」
そこへ応援に来たのは王国騎士団だった。
騎士団の軍勢がきて、ファイアドラゴンの進む速度は落ちる。
「おい、いったいどこから来たのだ魔竜か?」
「魔竜だ、それもファイアドラゴンだ」
騎士団長ルーリンだった。
応援に来ていて対応が早いのはさすがだ。
数で何とかファイアドラゴンを抑えている感じだが、抑えきれる相手ではない。
「聖豪のバランジェットが相手になろう、聖空雨剣!!」
「邪魔だ、邪魔、コメだコメだああああああああああ」
「俺の聖空雨剣が効かんとは!!」
騎士団四聖騎士も駆けつけてきた。
4人も一斉に攻撃を開始。
「聖霧のリリカルです、魔竜よ、これはどうです、霧の暗闇」
霧を出して視界を封じるスキル。
これでファイアドラゴンを封じれれば、いいのだが。
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