『錬金381話 勇者視点 東のジャカラン国に』
『錬金381話 勇者視点 東のジャカラン国に』
メニューの謎の魔竜料理。
頼みにくいが、何かしらのヒントにもなるかもだ。
客は何も気にせず料理を食べているので、変な料理屋ではないと思える。
「私は魔竜ライスにする」
「私も魔竜ライスで、美味しいかもしれないし」
「じゃあ俺も同じ魔竜ライス」
三人とも魔竜ライスを頼むと定員が持ってきて、大きめの平皿にコメが乗っていた。
炒めてあるようである。
肉や野菜も混ざっていたのを食べたのはミーシャ。
「うん、美味しいわよ、コメが」
「これは当たりよ、全然いけるし私は好きね。でも持ってきたコメと比べると落ちるわ」
「持ってきたコメは比較が難しいくらいの旨味がある」
頼んだ魔竜ライスは悪くない料理で普通に美味い。
これを食べてわかったのは、やはり魔竜のファイアドラゴンはコメが好きなのが伝わる一品であった。
つまりはファイアドラゴンはコメが好きというタップが言ってたのは、嘘ではなさそうです。
「城にいるファイアドラゴンはコメが好きなのは合ってるみたいだな」
「うん、持ち込めばどう?」
「そうだな、いいかもしれない。コメが好きならターバンド国のコメですと言えば珍しいから食べたいとなりえるな。いや絶対に食うだろう」
コメのメニューがあるくらいに有名なのであるから、珍しいコメなら食いつくだろうという考えだ。
俺もファイアドラゴンは見たことないわけで、信じがたいが、今はそれしか会う方法がないのだった。
「私は疑わしいけどね。伝説級の種族がコメにだまされるかなあ」
「フィーネルが疑うのはわかる、でもやってみよう」
店を出て宿に置いてあるコメを持って城に行った。
当然に城は厳戒な警備であった。
兵士が城の門番をしてて、
「何かな?」
「中にいるファイアドラゴンに会いたいのですが」
「許可はあるか?」
「ないです」
「許可が無ければ入れないぞ、帰りなさい」
やはりというかお約束に俺は断られる。
「待ってください、ファイアドラゴンに渡したい物を持って来たの。きっと喜ぶと思って」
ミーシャが袋を兵士の前に置くと、兵士は袋の中を確認する。
「これはコメか?」
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