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『錬金379話 勇者視点 ファイアドラゴンはどこに』

『錬金379話 勇者視点 ファイアドラゴンはどこに』



 ミーシャは思いついたように言う。

 食べたコメを入手は難しいのは、国王の料理であるので、それを持ち出すのは難しいし、まして今の俺らは国王から信頼を失っているのだ。

 コメをくれなんて言ったら、またブチ切れてしまうのは避けたい。

 しばらくしてミーシャが戻ってきた。

 なにか手に持ってるが、


「もらってきた、調理の人に言って!」


「マジか」


「無理やり?」


「お願いだから・コメ・ちょう・だい!! て言ったの。そしたらくれたわ、重いわね」


 どうやらミーシャはおねだりしたらしいけど、差し出した調理の人を攻められないのだった。

 かなりの量のコメをいただいたが、城から出る時に怪しいだろう。

 兵士に挨拶して城を出て、俺らは何度も城は出入りするのもあり、そのまま通れた。


「コメは入手したわ。後はファイアドラゴンを本気で探すか。やるのグラティアス?」


「やる」


「その場でファイアドラゴンと戦闘になりえるのよ」


「やる価値はある。さらに言うとファイアドラゴンと組めば、4大陸の魔王も制圧だって不可能ではないし、最強のパーティーとなる」


 そうなると最強として俺の名前は残るのだ。

 やる価値は十分にある。

 俺はやると決めたら必ずやるのだ。

 勇者の俺をバカにしたのを見返すのだ。

 

 そこからはタップに聞いた東の大陸ジャカラン国にいるというのを調べた。

 過去にはファイアドラゴンと争いになるも、コメを食べたら、機嫌が良くなり、争いは中断して友好となったのはタップの話と共通していた。

 

「どうやらタップの話は本当のようだわ。でもその話は過去の以前の話であって、今はファイアドラゴンについてわからない。しかも東のジャカラン国とこの国は、完全な友好国ではないので、情報も限られているので、実際に行ってみないと不明な点だらけ、どうするグラティアス?」


「実際に行くしかない。もし東のジャカラン国に怪しまれたら、その時は引き下がる。無理にジャカラン国と戦って、国家の争いになっても困るからな」


 俺の勝手に起こした行動で事件になると、国に迷惑がかかり、国王がまたもブチ切れ、最悪な結果となる。

 とにかくは行ってみてだ。


「グラティアスが行くって言うなら、行ってみるか。馬車での移動ね」


 馬車を呼び東のジャカラン国へと出発。

 長旅になるだろうが、フランツが苦しむ顔を想像すると苦痛ではない、むしろ快感だった。



 長旅で移動して東の大陸ジャカラン国に到着した。

 王都はターバンド国と同じ規模の人口はいそうである。

 王都は破壊された後はないため、争いはなく安定していると思える。


「到着したわね、初めて来たけど都会だわ」


「そりゃ王都だからな」


「ファイアドラゴンがこの国にいるのかを調べましょう」

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