『錬金378話 勇者視点 ファイアドラゴンはどこに』
『錬金378話 勇者視点 ファイアドラゴンはどこに』
どうやら、ずっと前にファイアドラゴンは実在してらしく、コメが好きと言う。
それから時間は経ち、現在は知らないし、どうなってるかもわからないと。
まあ他国のことは友好国でないと情報は入ってこないのは当然だ。
逆に敵対してると偽の情報を流すことも普通にあるのが国と国の関係だ。
だまし合いだ。
だがタップの話ではファイアドラゴンはコメが好きであるというのが本当なら、試すのも悪くはない。
先ほど食べたコメは絶品だったから、あのコメを持って会えたなら、ファイアドラゴンはコメを気に入るはずだ。
俺も驚くほどの絶品だ。
「もしさっき食べたコメをファイアドラゴンに与えたらどうかな。俺たちに友好的になるかもだ」
「グラティアス、それいい考えよ、調理場にあるコメをもらえばいいし、後はファイアドラゴンが本当にいるかよ。伝説級の怪物でどこにいるかわからないでしょう」
「タップ、どこの国の話だい、覚えているかい?」
「東の大陸にあるジャカラン国からの話だ。遠いが行く気か」
「行く価値はある」
俺がいるのは西の大陸。
東の大陸までの移動は避けられないが、もしファイアドラゴンが味方になれば、面白い。
フランツに対抗出来るだろうし、それどころか発展すると、俺がファイアドラゴン使い、他国の魔王も倒すのも夢ではないのだ。
いい考えだな。
タップの脳筋にしては、よく考えたな。
「グラティアス、行く?」
「ああ、行こう。俺はフランツが許せない、このままでは俺の評価はガタ落ちだ。それは認めない、俺は最強の勇者グラティアス、絶対に笑われたりしてはいけないのだ」
「東のジャカラン国はまだ行ったことない国。情報を集めないと、私達は勇者パーティーてのを向こうは知ってて、入国したら敵とみなすかもしれないから、注意がいるわ」
確かに知らない国に基本行かないのが常識だ。
俺は西の大陸にあるターバンド国に属してることから、東のジャカラン国との間にどの程度の友好があるか、敵対してるかを見極める必要がある。
でないと自殺行為となる可能性もあるから。
魔族は魔王が複数人いて、常に仲が悪く、対立したり殺し合う。
人族は魔王の魔族ほではないが、対立はある。
現に俺は東のジャカラン国に一度も行ってないし、知識もなくて、ミーシャとフィーネルも同じだ。
だがファイアドラゴンには魅力はあるのも現実に俺の中で芽生えてきた。
「問題もある、いくらグラティアスが行きたくてもさ、キーになるコメがないよ。コメは調理場にしかないと思う、きっと噂を聞いて国王が運ばせたのでしょうから」
「面倒だが、シャドウ街まで行くしかない。シャドウ街でもあるかわからないが」
そうだったな、あのコメは国王のコメだろうから、入手はできない。
入手するならシャドウ街まで行くかで、結構面倒だな。
「大丈夫です、私に任せて」
「ミーシャ?」
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