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『錬金377話 勇者視点 コメを食べる』

『錬金377話 勇者視点 コメを食べる』



 とても美味しいコメ料理に俺はフランツの村でこんな農作物を作っているのかと信じたくはなかった。

 だが可能性はある。


「このコメはフランツの村で作っているコメかもだ」


「ええ、まさか、でもシャドウ街はフランツの村と近いていえば近いわね。もしかしてフランツの村の農作物なら、フランツは天才だわ」


「天才だ」


「タップも食ったのかよ」


 ちゃっかりと食っていた。


「冒険者よりも農民があってるわよ。農民してるだけならいいけど」


「農民だけのはずない。魔竜も魔王もフェンリル族もいるのだ。農民で終わるかよ」


 農民ならお笑いでいい。

 だがフランツには仮がある。

 俺は剣術が使えないのは、フランツが錬金術で何かしたからだ。

 この借りは返してもらう。

 とりあえずフランツが作ったと予想する料理のコメを食って、調理場を出た。

 そこでタップとは別れてもよいと思ってたら、タップが話してきて。


「あんな美味いコメがあるなら俺も行ってみたい、フランツの村に」


「勝手に行けば」


「どうぞ行ってください」


「まあまあ、そういうなよ。フランツに復讐するのは考えているんだから。魔竜はさ、残り三匹いる。どこにいるかは特定は難しいが探してみたらどうだ?」


「無駄です。魔竜をコントロール出来ると思って」


「逆に全滅したら意味ないし」


「そしたら他の国のSランクパーティーに声をかけるかだ」


「知ってるかいタップは?」


「他国の冒険者ギルドとは繋がってはいないので、自分で繋がるしかないな」


「じゃあだめかな、私も他国の冒険者パーティー知らないし」


「ファイアドラゴンは、コメが好きなのは聞いたことはあるけどな」


「なんて? タップ、本当か」


 タップが何気なく言ったのは、気になった。


「うん、昔のことだが俺がギルドマスターをする前の現役の頃の話だが、ファイアドラゴンが隣の国で暴れた。その国は壊滅的なダメージを受けたのだが、ある時に攻撃をやめたらしい」


「なぜ止めた?」


 なにか理由があるのか。

 それとも冒険者パーティーが強かったのか。


「コメだ」


 タップはコメと言った。


「コメ?」


「なにそれ?」


「実はファイアドラゴンはコメが好きだったらしいのだ。偶然にも王都を攻めている時にコメがあって食べてしまったらしい。するとそのコメは美味しくて、攻撃をやめて友好になったと聞いた。昔に聞いた話だから、今は友好かは知らないし、暴れているかも知れないし、わからない」

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