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『錬金363話 蜘蛛の糸』

『錬金363話 蜘蛛の糸』



 魔幻迷宮に蜘蛛族のスパルネとサザンが行くとなったところで、いったんは落ち着いた。

 スパルネが魔幻迷宮に帰るだった。

 魔将娘のパヒューナが俺の足を触ってきた。

 なんだ、急に俺の足を触ってきて、びっくりするなあ。


「村長の足に何か付いてますよ。なんだろう、紐みたいに長いのが揺れてます」


「ああ、これはスパルネと戦った時に付いた糸だ」


「ええ、私がお尻から出した糸ですね。魔幻糸です。普通は切れないのですがフランツはミスリル剣で簡単に切ってしまった、もうびっくり」


「村長のミスリル剣はなんでも切る」


「へ~~魔幻糸か。蜘蛛族は魔王様の魔都には居ませんでしたけども、蜘蛛族の糸はとても強くて丈夫であるという。そして糸は品質が良くて、糸としても貴重だといいます。この糸もそうかな」


「どうでしょう、私は地下に生まれた時からいましたから、自分の糸が価値があるか判断できないです。でも服や防具などの糸に使えば強くなるとは思う」


「それは面白い話だな。糸を生糸や服にして販売も可能てこと」


 今のパフュームとの会話ではスパルネの糸は強力な強さで糸にできるようだった。

 確かにミスリル剣でしか切れないなら、価値はありそうだ。

 糸が価値があるなら、スパルネが協力してくれたら、糸と服の産業も行える。


「服が欲しいです!」


「私も欲しい、今着てるのしか持ってないから、フランツ様作って欲しい!」


「スイは服に興味あるの?」


「あります!」


「みんな女子は欲しいものです」


「なるほど、女子は服が好きで欲しいか」


 服の話になると急にスイやモフルンも活気があったのは、これが女子というものなのか。

 きゃっきゃしてるし。

 まだ糸を作ると何も決まってませんが、それにスパルネの気持ちも聞いてないので、気が早いです。


「フランツ、私のお尻から出る糸が欲しいのですか?」


「う~~~ん、欲しいと言えば欲しいけど、スパルネの気持ちが重要だ。無理にキミの糸を取るのはできない」


 そこでストラマーベルが出てきて、


「蜘蛛族よ、俺からもお願いする。リアが欲しがっている。リアは俺の将来の候補だ。魔王からも頼む」


 なんと魔王からのお願いと言ったのは初めて聞いたが、リアの為ていうのがどうなのか。

 でも蜘蛛族は地下にはいてストラマーベルを知らなかっただろうが、それでも魔王には光栄と言ってたから、なんていうかな。


「魔王様にお願いされるのは光栄です。無理ではないですし、糸は出せますから、協力できる」


「ありがとう蜘蛛族よ、魔王から礼をする」


「さすがストラマーベル様です。抜群の魔王の力です」


「ストラマーベル様は魔族なら幸せに感じるのです」


 やはり凄いなと思うくらいに、あっさりと魔王のお願いに同意する。

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