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『錬金352話 馬車の馬も放牧』

『錬金352話 馬車の馬も放牧』




 牛は牧草地に放ったところ、直ぐに慣れてくれたみたいで、いわゆる牧草地らしい風景となった。

 農村の風景は一気に変わったな。

 今日にも牛の肉を食べてもいいし、俺も食べたい欲求が上がってきます。


「魔王に聞きたいことがあります」


「なんだいスイ。牛をこの場で食べたいてか?」


「違います!!」


「それじゃ何かな」


「牛とリザードマンは魔都から馬車で来たのよね」


「そうだよ。俺も馬車だ。魔都までは距離があるからな」


「そしたら馬車の馬も飼育してあげて欲しい。馬だって放置してたら可愛そうだし」


「そうだな俺としては、馬車の馬は魔都では馬用に管理はしていたが」


 スイが魔王に言ったのは、魔都から来る際に利用してきた馬車の馬の件だった。

 馬は荷台に繋がれたままであるから可愛そうだとのことで、スイは馬を思いやる気持ちがあったらしい。


「村長、どうします?」


「うん、スイの気持ちはわかるよ。俺も馬を管理したいと思う」


「馬はこれからも馬車の馬として活躍してもらうから、大切にしないとね」


「別に牛の牧草地みたいに作る。ご主人様なら直ぐに作れてしまうもん」


「おい、モフルン、俺の錬金術に頼りすぎだ。なんでも作れるとか俺を頼るのは程々に」


「村長なんだから、頑張って作ってええ!!」


「そうよ、馬の牧草地も頑張って作れえええええ!」


「わかった、わかった、作るよ。馬の牧草地も作る」


 みんなから作れとプレッシャーを感じさせられて、承諾する。

 日に日に俺の扱いが悪くなってないかな。

 村長だからやって当然みたいになりつつあります。

 ただ馬は実際に馬車として活躍するのはありがたいので、牧草地を作るのは必要であるな。


「さすが村長!」


「フランツ様、心が広いです」


「ご主人様は優しい人です。動物の気持ちがわかるのでしょう」


「よし、作るよ」


 こうして食肉用の牛の牧草地の横に馬車で利用する馬の牧草地も作った。

 広さは馬は20頭ほどの馬が飼育できる分の広さだ。

 作り方は一緒でミスリル農具の活躍である。

 そして馬を実際に放牧してみると、


「馬さん~~~~!」


「元気に走って~~~」


「これで馬の飼育は大丈夫そうだ」


「村長が大活躍です、さすがストラマーベル様が認める錬金術士です。リザードマンとして尊敬します!」


「ありがとう」

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