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『錬金346話 リザードマンからの贈り物』

『錬金346話 リザードマンからの贈り物』



「ええ、見れます。村の外に隠しているので、そこへ行きましょう」


「隠す場所なんてあったかな?」


 農村は元は領地であり何もない荒地を開拓して作ったわけで、当然に農村の外側は荒地であり、草木は生えてない。

 どこに隠すと言うのか俺には見当もつかないが、とにかくリザドと魔王の行くのを見るとした。

 農村の外に出ると、やはり俺の思った通りに辺り一面何もない荒地であった。

 どこにもに当たらないが。


「すまないが、俺には何も見えないけど、何かあるのかい?」


「それではストラマーベル様、お願いします」


 リザドは魔王に合図をする。


「うむ、ハイド魔法を解除する」


「ハイド魔法?」


 魔王がハイド魔法を解除と言うと、何もなかった荒地に突然と動物が現れたのだった。

 それも荷馬車に乗った牛だった。


「村長に見せたかったのは、これら牛だよ。俺が魔法で隠していたのさ」


「牛だわあ!」


「牛です。魔王城では牛を大量に持っていて、主に食肉にしてきた。全部人族から奪ったものだがな」


「自慢しないでください」


「魔王城に行ったついでといったらあれだが、せっかく行ったので村長に持ち帰ったらどうかなと思った。でもいきなり見たら、ただでさえリザードマンが20人もいるわけで、そこに牛がいたら驚く。そこでリザドと相談して隠すとした。後で村長に見せてやろうと」


「十分に驚いてますし、とても嬉しいプレゼントですリザド。食肉があるにはあるけど、今までは魔物の肉を食肉にしてきた。毎回スイに頼んでいて、スイが遠くまで行って魔物を狩っていたので、面倒もあるし、牛なら安定して牧畜できます」


 魔物と違い牛ならば農村で飼うことが可能となるし、子供ができたら安定して食肉としていけるから、スイも助かるはずだ。

 それに牛の数は数十頭はいた。

 牧畜てのは広い土地に牧草が必要だろうから、土地はいっぱいあるので牛の牧畜用の開拓がいるな。

 

「喜んでいただきリザードマンとしても嬉しいです。俺は実は魔王城のある魔都において、牧畜をしてました。もちろん本業は魔王軍の一員ですから、戦いがメインですけど」


「ええ、じゃあリザドやリザードマン達はみんな牧畜の経験があるのですか?」


「はい、食肉の育成に関しては魔族でも有数でしょう。俺たちに任せてくださいよ。しっかりと良い牛に育てますから」


 なんとリザド達は牛の牧畜経験を持っていたのは、農村にとっては頼もしいスキルと言えます。

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