『錬金344話 リザードマンの家を増設する』
『錬金344話 リザードマンの家を増設する』
農村に入るとさっそく魔王の家の辺りに行った。
今の魔王の家にもまだ人は住めそうだが20人は無理だな。
どうせならもっと巨大な家みたいなのを作るのもありだが
今は無理なので20人くらいが住める規模に増設しよう。
そのうち時間がある時などに、大きめの住宅も作りたいし、魔族専用みたいなのもあってもいいかな。
家の周りには土地があるから、隣に増設するのがいいと判断に至る。
「魔王の家の隣に増設するけどいいよね」
「構わない、村長に任せるさ」
「そしたらせっかくだからリザードマンに作るのをやってもらおうかなと思う。俺の作るのを手伝いを頼む」
増設する際に人の手がいるので、リザドらに手伝いをお願いすると、
「家を作るのは未経験ですが、よろしいかな?」
「大丈夫だ。俺と一緒にやろう」
先ずは材料の確保だ。
ミスリルの鋼材と木を使う。
道具はミスリルネジ、ミスリルハンマーや、ミスリルをふんだんに使う。
そのためスイとトラムに頼んで、作る際に使う道具や素材を持ってきてと頼む。
それらはこの前作った倉庫にあるので、運んでもらうと、そこからは俺の仕事だ。
ミスリル鋼材と板で現在ある魔王の家から増設する。
リザドやリザードマンらとも一緒に作成するから作業は早い。
部屋の数をもっと増やすイメージだ。
最初は家って感じだったが、増設してみると、大きな屋敷のような形になり、高級感まで出たな。
「えええええええ、もう作ったの!」
「うん、完成した。部屋の中も繋がっているから、大丈夫だ」
「さすがだな村長」
「これがストラマーベル様の認める村長の錬金術ですか。魔族では見たこともないスキルですし、驚きました」
「錬金術を使うと家も作れるのさ」
完成した家に魔王もリザドも喜んでくれたから俺はそれでいいのだった。
「あれれ、ご主人様、家が大きくなってます!」
「いつの間に!!」
「モフルンとリアか。いいところに来たな、新しい住人になった、リザードマン達だ。魔王の護衛で農村に来た」
「えええええええ、住人ですか、びっくりするけど、私はフェンリル族のモフルンよ」
「はい、わかりましたって、急過ぎでしょ! いきなり20人くらい増えているし! 私はリアです、よろしく」
リアとモフルンも挨拶をかわしてリザードマンは住人となった。
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