『錬金343話 リザードマンを住人にする』
『錬金343話 リザードマンを住人にする』
とんでもない理由だった。
俺は単なる護衛で、魔王が帰って来たら、役目は終わりそのまま魔王城に帰ると思っていたから、住人希望と聞いて驚いたし、スイもトラムも同じく驚いている。
やれやれなのは、農村を攻めに来たと勘違いするほどの大勢だったからで、全くその気はなさそうだから、ホットはしていい。
「フランツ村長は、どうなの、住人にするのは認めていいのかい。もし嫌ならオイラは入れないようにするけど?」
「いいや、トラムは下がっていて、スイも」
「はい」
「魔王の護衛でしょ、いいじゃないか、魔人ゲートの存在もあるし、農村に住むのは構わないよ。リザードマン20人を今から住人にするのを認めます」
「ありがとうフランツ村長」
「良かったなリザド」
「俺はリザドと言います。リザードマン部隊のリーダーです。住人としていただき感謝します。俺は魔王様に尽くす為に来ました。言われたら何でもします」
「ありがとうリザド。よろしく頼むよ。仕事はいっぱいあるから、今後は仕事を依頼する」
「はい、お願いします」
リーダーがいるらしくリザドと言った。
リザドは見た目は怖かったが、話すと丁寧に挨拶をしてきて、魔王の為に頑張るとのことだった。
第一印象は良くて、住人になるのは問題なく思えたし、農村の発展には人口が増えるのは歓迎である。
「よろしいの、いきなり来た魔族を住人にするて。家だって住めるのかな?」
「俺の家は現在は魔将娘と住んでいるけど、さすがに20人は厳しい。入りきれない」
そうか、家の問題もあったか、俺はそこまで深く考えてなかったけど、家は直ぐに作り増設したらいい。
どうせ人口を増やすとしたら、家はいずれにしろ増設するのは必要な仕事ですので、何も不安なことではないのだ。
「家は現在の魔王の住む魔族の家を増設しよう。難しくはない。リザドに言っておくが俺は村長であり錬金術士なんだ。農村にあるものは俺が錬金術で作ったものだからな。家も錬金術で増設する」
「錬金術? あのアイテムとかを錬金するスキルのこと?」
「そうだよ」
「見てたらわかります。フランツ様のスキルが偉大かを。そして魔王が認める能力が見れます」
「はい、リザドは見学します」
新たに住人になったリザドとリザードマンを連れて農村に入り、家の増設をすると決まった。
作るなら早い方がいいからな。
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