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『錬金341話 魔王、農村に帰る』

『錬金341話 魔王、農村に帰る』



 魔王を送ってからよくよく考えてみると、魔王城にいるのがいいのではと思った。

 俺は村長としては魔王が住人になるのはいいが、魔王には魔王の役割とかあると思うし、俺の農村にいても魔族全体の統率が取れるかなと思ったりする。

 最終的な判断は魔王がしたらいいか。

 俺はこの土地の開拓に従事してればいい。

 魔王には魔王の、錬金術士の俺には錬金術士の役割があるのだから、自然に自分のやるべきことへと進むのがベストとしたい。

 ここはターバンド国の領土であり、西の大陸と呼ばれていて、魔王は4つの大陸に別れて存在していると聞いた。

 勇者グラティアスのパーティーに俺がいた時には、いずれは魔王を討伐に行くとし、四人の魔王を倒すことが目標だと語っていた。

 魔王ストラマーベルも目標の一人となるが、今のグラティアスには無理だと思うが、他にも3人は最低いるわけで、あまり関わりたくはないとしたい。

 ここにいれば他の大陸の魔王は来ないだろうという楽観的な考えでもある。

 恐らくは魔王級の実力者だろうし、配下にはSランク以上のがゴロゴロいるはずだから、危険ではある。

 それと他の大陸にはターバンド国以外の国もあり、勇者がいるとも聞いたから、その人達に任せたい。

 俺は関わりたくもないし、まったりと暮らそう。


「フランツ様。魔王グラティアスが帰ったと、農村の外で見張りをしていた、トラムから連絡がありました」


「もう帰ったのか、早いな」


 意外と早かったな。

 魔王城て近いのかは聞かなかったが、馬車なら早いか。

 帰ってきたなら魔王城にはトラブルや異変がなかったていうことになるし、何も変化なく帰れたと思える。


「ただし、問題があるそうですよ」


「問題?」


「はい、トラムを呼びます」


「村長トラムですけど、オイラが発見したのは魔王だったのですがさ、それが魔王と魔将娘の3人と他にも魔族がいるのです。それも20人」


「20人も!」


「まさかフランツ様に敵意があるので?」


「オイラにはわかりません」


「20人もの魔族を引きつれて来たのは、普通ではないです。フランツ様を私が護衛します」


「とにかく村長が表に出て見てくれますかね」


「俺が行こう」


 トラムからの報告では魔王は20人もの魔族を従えてきたというので、スイは話からストラマーベルが魔族を率いて俺に敵意があるのではと感じたらしい。

 えっ、本気で俺と戦いにきたとか!

 嘘だよね、俺は戦う気ないぞ。

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