『錬金332話 魔王城の今』
『錬金332話 魔王城の今』
魔王城の主と答えるので、農村に来るまでは城にいたのは間違いない。
「そうなると疑問に思うのは、ストラマーベルの独断で住人になったのは魔王城にいる魔族らは知らないのではと疑問に思ったのです。普通に考えたら、俺が言うのも変だが心配していると考えられるよね」
「ああ、魔王城についてか。魔王城には俺も一度帰り話をしておくのも必要だとは思っていたのだ。もとは騎士団の大軍を発見して始末するため出陣した。だから魔王城には騎士団を始末した後に帰ると言ってあったのだ」
やはり魔族には城に帰るとなっていたらしいので、行方不明者になっているでしょう。
「それじゃ城にいる魔族はどこにいるかわからず、探しているでしょうし、心配してるはずだよ」
「魔王城には俺の魔王軍幹部がいる。だから不測の事態も大丈夫だろうが、探しているとなると住人になったのは伝えておくべきか」
「ストラマーベル様、現在は城には幹部である魔王少女隊がいます。彼女が仮の主として指揮しいるでしょう」
魔王少女隊とは?
魔将娘とは違う組織があるようだが、それが指揮していると。
「うむ、魔王少女隊がいるから、たとえ人族が魔王城を攻めようともビクともしない」
「でもストラマーベル様が一度直接会って伝えておく必要があると思います。少女隊も困っているでしょう」
「そうだな、俺が直接、城に帰るか」
ビビから直接帰ったらと提案されて魔王は大きくうなずいた。
やはりこのままだと不味いよねてのが伝わったようで俺は良かったと思う。
ただ少女隊てのは話の流れから騎士団やら冒険者が攻めようと心配はないというので、強力な戦力なのが予想される。
「俺も村長として、一度魔王城に戻るのは賛成する。話し合って、それからまた農村に戻ればいいさ」
「ああっ、また村長は魔王城に行かせようとした。精霊リアと魔王様を引き離そうとしてます!!」
「してない! 俺は魔族の心配をして言ってる!」
またも疑われる俺。
魔将娘はどうも俺がリアと魔王が結婚するのを邪魔してると疑ってみてるようで、俺は全くそんな考えはありませんから。
でも魔王城には行くのは納得しているから、魔族の混乱は防げるといい。
「ビビ達も行くのかい?」
「もちろんです、魔将娘は魔王様といつも一緒ですし、護衛も兼ねてます」
「ああっ、魔王様と魔将娘がいない間に精霊族リアと結婚するつもりではないか!!」
「なんだと、村長、ビビが言ったのは本当か?」
「結婚はしません! 絶対にしませんから!」
「それならいい。よし、今日にも魔王城に出発する」
「はい、魔王様」
今日にも出発と決まった。
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