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『錬金324話 ダイズとオレンジを作る』

『錬金324話 ダイズとオレンジを作る』



 リアまでも俺のミスリル農具がいかに優れていても、木は成長はないと言い切ったから、さすがに俺は反論するのは控えておきたい。

 たかが人族で錬金術士の俺が反論できる証拠も確証も何もないのであるから、ここは黙って明日になるのを待つのがいいだろうな。

 世の中には反論しない方がいいこともあるだろうし、正に木に関してはドリアード族に従うのがいい。

 家に帰り翌日になるのを待つばかりであって、その間はゆったりと部屋で過ごすとした。

 

 そして翌朝になった。

 リアに起こされて、


「朝よ、起きなさい」


「まだ眠いな~~」


「起きてよ、約束の時間です」


「約束?」


「そうですよ、昨日作ったダイズとオレンジが木になってるかを見に行くでしょう、それで起こしに来ました」


「おお。メヌエットも来たか、そうだったな。よし、農地に行ってみようか。メヌエットが言うようにオレンジはまだ収穫はできそうにないけどな」


「絶対にまだです!!」


 起こされたらリアとメヌエットがいて、俺が起きるのを待っていたらしいのはいいが、ドリアード族は早起きみたいだ。

 そんなに早く起きなくてもいいのにと思いつつ起きて農地に行った。


「最初にダイズの農地に行く」


「ダイズは豆ですかね」


「そう豆だよ、栄養はあるので食べるのをすすめる」


「行ってみましょう」


新たに区画されたダイズの農地に最初に向かうとダイズがしっかりと出来ていた。


 やったね!

 またも成功したぞ。


「フランツ、見て見て、ダイズは作れています!!」


「うん、ダイズは成功だな」


「いっぱい出来てます、メヌエットは収穫します!!」


「頼むよメヌエット。ただ収穫は後でいいので、先にオレンジの農地に移動しよう。オレンジが気になるからな。メヌエットが言うには見に行っても無駄だと言いたいのだろうが、行ってみないとわからない」


「もう~~~村長は私の言うのを信じてないから。絶対に木は成長してません。だって世界の摂理ですから。それくらいは村長も学んでください」


「摂理か。そうだな、俺は勉強不足かもな」


「オレンジの農地に行ってみましょう」


 メヌエットからはダメ押し気味に無駄だと言われるも、リアとメヌエットとオレンジの農地に行ったら、彼女ら精霊族の期待をいい意味で裏切る結果だった。


「ままままままままさかああああああああああああああああああああああ、リアどうして!」


「わからないいいいいいいいいいいいい、絶対に摂理を破ってますうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!」

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