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『錬金321話 魔人ゲートの計画』

『錬金321話 魔人ゲートの計画』




「スキルで相手を支配するのはかなりの魔力と能力がいるものと思われる、よってストラマーベルが言ったのは理解できるが、疑問点はモフルンだ。ストラマーベルが支配下にできないなら、モフルンもできないだろう」


「確かに」


「モフルンが魔王ストラマーベルと比べて能力が落ちることはないでしょう。魔竜の私が保証する」


「スイが言うなら間違いはないです」


 スイが保証するといえば、さすがに誰も反論はない。


「モフルンは自分では何か感じてた?」


「う~~~ん、きっと私はしびれ薬を飲まされたでしょ、それで体は不自由だった。普段の私ならあんなスキルに負けることはなかったかな」


「そうよ、いつものモフルンだったらゲートになんて負けないわよ、卑怯者のゲートだからスキルで操作されたのよ」


 モフルンは確かに弱っていたから、そこがゲートからしたら弱みになりスキルが通用したというのは納得だった。


「どう、ガーターは納得できる?」


「うむ、モフルンは薬を盛られて弱っていたのなら、スキルを受けて従ったのは納得できる。人を操るのは難しい方のスキルだ。何かしらの理由があると思った。逆に言えば薬などで弱ってなければ、ここにいる人なら簡単には従うことは避けられるとも言えるな」


「それなら少し安心ですね」


「まあ魔人ゲートが俺の農村に来なければ心配はないよ、お願いだから来ないで欲しいのが俺の気持ちだ」


「私も会いたくはない」


「みんな会いたくはないでしょう」


「俺はいつかは会うと思う。ゲートは俺の魔王の地位を狙っている。魔王になるためには条件があるのだが、その一つには魔王を倒した場合、または他の魔王に任命された場合がある。となるとゲートが取る方法は俺を倒して魔王になるのが早いので、俺は近いうちに会うだろうな」


 ストラマーベルは険しい顔で言ったのは、ゲートが決して魔王をあきらめない性格と知っているからで、俺もそこは共感できる。


「ストラマーベル様についていきます。魔将娘はゲートを許しません。ゲートはストラマーベル様に使えていた魔族、魔物の一部を引きつれて去ったからです」


「親衛隊の二人もそうかい?」


「そうです。元はストラマーベル様に使えていた親衛隊の二人です。カナジョとタイセイも裏切り者です」


「まあ魔人ゲートと親衛隊の二人の話はこの辺でいいよ。とにかく無事にモフルンが帰って来たのだからさ、そうでしょフランツ様!」


「そうだな、ホッとしてるし、本当に嬉しいよ」


「ありがとうご主人様、みんな!!」


 とりあえずモフルンが無事だったことで話は終わって、俺も心から安心すると同時に、農村の警備強化も考えて行こうと思う。

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