表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

319/1066

『錬金319話 魔王と魔人ゲート』

『錬金319話 魔王と魔人ゲート』



「魔王は良く知る人物なのだろ。ゲートは魔王を狙うとか言ってたぞ」


「ああ、ゲートは元は俺の配下にいて魔王軍だった。ある時に俺と対立して俺の魔王軍から去ったのだ。ゲートは有能な才能を持っていたから、俺も信頼はしていたので、ショックだった」


「ゲートに狙われたの?」


「魔王になりたいと知り、俺とゲートは深刻な対立関係になり、魔王城から追い出した。その後は俺もどこで何をしているかは知らぬ状態だったが、シャドウ街か、あんがい近くにいたな」


 やはりゲートが話していたのは真実で、魔王になりたいと言っていたのは間違いなくて、ストラマーベルのもとを去ったらしい。

 魔王軍にいたのだから側近として信頼されたと思われるが、やはり魔族の血が流れてるからか、魔王になりたいというのを抑えきれずに対立関係となった。

 魔族は自分を抑えるよりも、欲望を全面に押し出していく性格と聞くので、まさに魔族らしい争いだ。


「ゲートは憎い男です。ストラマーベル様に信頼されていたのにも関わらず、裏切り、魔王城をでていったのです。同じ魔族でも信用なりません。今度会ったら、ぶん殴ってやります」


「ビビが殴ると言ってるけど、肝心のゲートはどこにいるのですか?」


「ああ、ゲートと親衛隊の二人がいたのだが、モフルンが殴ってそのまま吹き飛ばした」


「そうなのモフルン?」


「うん、殴った」


「飛ばしたの?」


「飛んでった。どこに行ったかは不明」


「マジか!! ゲートと親衛隊の二人と言うとカナジョとタイセイをまとめて!!」


「やっぱりフェンリル族て凄い!!」


 モフルンが三人をまとめて飛ばした話をすると、魔将娘のビビとパヒューナは驚いていて、俺も驚いたし、しかも体はしびれているから完全じゃない状態で飛ばしたわけである。


「しかもしびれ薬を飲まされた後だから、弱っていて飛ばしたわ」


「もうめちゃくちゃな強さだ!!」


「だが一転気になるな」


「魔人ゲートには私はスキルで操られていたの。それでご主人様やスイやリアと戦うことになったの。自分でも操られているから、何が何だかわからないままでした」


「でたな、ゲートの得意の操り人形スキルだな、ゲートは特殊なスキルを使う。人族を操り人形スキルで何度も苦しめたものだ。人族の間では有名だ」


「へ~有名だったんだ」


 俺は知らないでいたが、ゲートのスキルはすでに人族を苦しめたらしい。

 まああのスキルは嫌な感じだった。

 モフルンを操作されてら人族の国は恐怖でしかないだろう。

 危うく俺やスイも操り人形スキルされたのかは判断できないから、まだ要注意である。

 もしかしたら魔王だって操作される危険があったのかも知れないから魔王城から追い出したも考えられる。

 現在はまだこの近くとまでは言わないが、西の大陸にいるわけで、また再会するのは考えたくはない。

 できるならば二度と会いたくはない一人だ。

 

       ☆☆☆☆☆に

  ポイントしてもらえると嬉しいです

       頑張れます

        ↓↓↓

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ