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『錬金315話 魔女カナジョさん、吹っ飛ぶ』

『錬金315話 魔女カナジョさん、吹っ飛ぶ』



 カナジョは一発で飛ばされると壁に向かって行って、いかにモフルンが怒りがあったかがわかる一発だった。

 凄え痛そうだな。

 カナジョに同情します。

 そして飛んだ方向が偶然ではあったが、なぜかゲートとタイセイが埋まっている壁と同じだったのは、面白い。

 このままだとカナジョとゲートが激突しそうな方向であり、たぶん当たるなと思っていたら、


「来るな、カナジョ、こっちに来るなああああああああああああああああ!」


「向こうに行け、これは魔人命令だああああああああああああああああああああああ!」


「そんなこと言っても変えられません!!」


 ドカーーーーーーン!


 カナジョは変えようとはしていたが無駄なあがきだったし、タイセイとゲートは来ないように言っても当たったわけで、壁を突き抜けて、飛んで行ってしまった。

 どこまで飛んだかな、もう見えないけどな。


「飛んだまま、壁を突き抜けて行ったな」


「行っちゃった!」


「ご主人様、飛ばし過ぎたみたいです」


「うん、魔人ゲートと親衛隊は見えなくなったな。でもいいよ、会わない方がいいし、俺も会いたくはない」


「そうよ、モフルンにこんな酷いこと、しびれさせて、さらに操り人形にまでした罰ですよ、ざまあです」


 やり過ぎ感はあったが、モフルンが戻って来てくれて俺は安心だったし、それで十分であったが、疑問点もあり、どうしてモフルンを操り人形スキルが出来たのかがわからないでいた。


「俺は疑問点があってさ、ゲートのスキルである操り人形スキルはさ、条件があったという。それはゲートよりも強いのは無理だというものだった。モフルンはどうなのかな」


「たぶん、私はしびれ薬で弱まっていたでしょ、今も完全じゃないし、しびれているから、半分くらいの力しか出ないもん、だからそんな状態の私を知っていてゲートは操り人形スキルをしたのよ」


「なるほど、モフルンが完全ではなく弱まっていたから、スキルに支配されてしまったのか」


「ゲートは本当に許せない。でもこれでもうフェンリル族には手を出さないでしょう」


「うん、そこまでバカじゃないだろう。まあ生きていたらの話しだが」


 もう二度としないのを祈りたいし、飛ばされて嫌な思いをして、反省したらいいと思う反面、魔族てのはそんな単純でもない気もするので、諦めない可能性もある。

 ただあの勢いで壁ごと突き抜け、飛んで行ったなら死んでいても不思議はなく、むしろ死ぬだろう。

 とにかく屋敷から出て帰ろう。

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