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『錬金314話 魔女カナジョさん、吹っ飛ぶ』


 こうしてモフルンが戻り、タイセイとゲートは屋敷の壁に埋もれたまま動けないでいるから、動ける残りは魔女カナジョだけとなった。

 カナジョは狼狽えるようにしていて、


「げ、げ、げ、ゲート様が、まさかでしょ、あり得ないでしょ!!」


「もうゲートは戦えない、タイセイもだ。残りはカナジョだけだ。どうするよ、まだ私と戦う気かな?」


 リアがカナジョに無駄な戦いは止めるようにも聞こえる言い方をするとカナジョは、


「当たり前でしょ、我ら魔族は負けるわけないのです。絶対に負けません!」


「そうですか、それなら私が……」


「待ってリア」


「モフルンどうした?」


 リアがカナジョに最後通告をしたにも関わらず無視したためリアとカナジョが戦いの続きをする時にモフルンが声をかけたのだった。

 どうしたのか、まだ変な感じがあるのかな?


「私にやさらせて欲しいの」


「えっ、モフルンが?」


「うん、私はゲートに酷い思いをされられたし、ご主人様にも迷惑をかけてしまったし、それらわ全部まとめて、そこの女の魔族にお返しします!」


 なるほど、今まで散々にさせられた報い、しびれ薬は盛られるし、操り人形にはさせられるしで、怒りが溜まっているなだな。

 その気持ちは十分にわかるよ、好きにしたらいいさと俺は思う。


「モフルンの好きにしなよ。ムカついているのだろ。俺はモフルンに任せるよ」


「私もモフルンの好きにさせるのがいいと思うな。怒りが爆発しそうなのは伝わるもん」


「スイもそう言うなら、どうぞ、私は引くわ」


 スイにも後押しされてリアは一歩身を引いた。

 そうなるとモフルンがカナジョに向き合うことになった。


「待ってよ、ねえ待ってよね、もういいんじゃないかな、あはははは」


「笑っています、モフルンの好きにしな」


「えええええええ、私は薬を飲ませてないからああああああ!!」


「もう遅いよ、私は怒りの頂点だよおおおおおおお!」


「あぎやああああああああああああああああああああああああああああ!!」


 ドオオオオオオオオオオオオオオン!


 モフルンが渾身のこぶしを込めて放ったのがカナジョに命中し、カナジョは防御してもしきれないで、鉄砲玉のように飛んで行った。

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