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『錬金312話 スイさん、爆発する』



「まだわからないのかい、あなたも一応は魔族なのだろう。私が何者なのかくらいはわかって欲しいものですね。まあわからないなら教えましょう、人族の姿をしているけど、これは理由があって人族の姿になったの」


「人族の姿になった?」


「そうよ」


「じゃあ元は違う姿というのか、もっとわからなくなった」


「ふふ、元は魔竜です」


「魔竜ですか、ええええ、えええええええ~~~~~~~~~魔竜ですか!!!」


 今まで黙ってはいたスイが魔竜なのをカミングアウトすると、タイセイは信じられない顔を作り絶叫。

 やっぱり魔族で親衛隊でも魔竜と聞くと、この反応なのね。


「なんて、タイセイ、今なんて言ったの?」


 リアと激闘中のカナジョが絶叫したのが耳に入ったのだ。

 俺もモフルンと激闘中で余裕ないけど。


「この女は人族と思っていたけど違うぞ、魔竜だ、魔竜だったあああああああああ!」


「魔竜だああああああああああああああああああ!」


 カナジョもでも絶叫した。

 ああ、よそ見したら危ないよカナジョ。

 キミは今は戦っているのはリアですから、よそ見はダメよ。


「何!!! 魔竜だと、聞いてないぞ。本当なのかタイセイ?」


「ゲート様、スイが自分で魔竜だと言ってますから、たぶん間違いないです」


「クソ、予定外だな!!」


 ゲートも離れているがタイセイから魔竜だと知らされて動揺している姿は、初めて見る。

 よほど慌てているな。

 そもそも俺の農村も魔竜がいるのを知らずにモフルン連れ去ったのが間違いだよ。

 もう遅いか、スイはキレてますから。

 こうなったスイを抑えるのは不可能ですし、俺も止められないですから。

 魔戦士タイセイさん、早く逃げた方がいいかもだ。

 慌てて防御しても遅いですが。


「モフルンに対する仕打ちは許せませんよ、魔竜のアイスドラゴンである私はマジで怒ってますからねえええええええええええ、アイスボール!!」


「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


 タイセイはスイのアイスボールを腹で受けるしかなくて、受けたのはいいが受けきれるほどスイのアイスボールは優しくはないので、そのままの状態で後ろに吹き飛ばされるのは当然だった。

 タイセイはアイスボールを受けたまま飛んでいくと、飛んで行った方向にはゲートが立っていて、ゲートに激突する。

 激突は察知できていても、あまりにも早い勢いで飛んでくるタイセイを避けきれなかったのだ。


「こ、こ、こっちに来るなタイセイいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」


「ゲート様ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


 ドカアアアアアアアアアアアアアアアアア!

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