『錬金311話 スイさん、爆発する』
同じく魔戦士タイセイも言えてる。
彼もカナジョのと同じ種類の魔力を持っており発散させており、まがまがしい魔力は人族なら背筋が凍るだろう。
対するはスイだ。
スイが魔力を高めるのでタイセイは、正直驚くだろうな。
果たしてスイの魔力とタイセイの魔力がどちらが上かだ。
俺も余裕はない。
モフルンとの戦いに集中しながら、どうしてもスイを見ていた。
「タイセイ、偉そうにしてるけど攻撃しないの、それとも私が怖いかな?」
「なんだキミは、いったいどんな魔力だ。感じたことない量の魔力を持っている!」
「怖い?」
「怖いことあるか、俺はゲート様の親衛隊だ。お前などゲート様の前ならカスだ」
スイを前に動揺はしてないが、強大な魔力を感じているのは事実。
「気を付けて、そのスイて言う女は、強いはよ。私も戦いになってわかった。ただの女じゃないから!」
「カナジョに傷を負わせた相手なら面白い。魔剣ウイザードで相手になろう!」
ギイイイイイイイイイ!
魔剣ウイザードでスイに迫った。
魔剣を持っているようで、剣自体が魔族の魔力を帯びているのだ。
俺のミスリル剣と似ているのは、俺のは錬金術で付与しているが、魔剣ウイザードも付与されているようだ。
魔族の魔力が切れ味を何倍にも増大させるのと思われるけど、スイはまだ防御してないでいる。
魔力がドンドンと増大していて、初期の時とは違い、現在は魔竜が蘇ったような迫力になった。
まるで魔竜がそこにいるみたいだ。
魔剣ウイザードを片手で防ぐ。
全く動じないスイにタイセイは、
「ななな!!!! 俺の魔剣ウイザードを片手!!!!!」
「こんなおもちゃの剣で私が切れるかよ!」
「なななな、どういうこと!! キミは本当に農民なのかい!!」
ギイイイイイイイイイ!
ギイイイイイイイイイ!
ギイイイイイイイイイ!
何度も何度も魔剣ウイザードを振りまくるも、全てスイが防いでみせた。
さすがだなスイ!
あの魔戦士タイセイが魔力で圧倒的に押されていて、精神的にも押されているのが伝わる。
「なんだ、なんだ、なんだ、この女強いぞ、切れない、魔剣ウイザードでも切れない!」
「う~~~ん、剣は良い剣してるが、まだまだ剣術が足りんよタイセイ君」
「バカな、俺の攻撃が通じない? それにこの魔力は異常だ。感じたことない魔力だ。スイ、キミは人族なのか?」
「人族じゃないです。残念ながら違います」
「それじゃ、何者なのだ!!」
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