『錬金303話 魔人ゲートさん、本気出す』
ドオオオオオオオオオオオオオオ!
なんか隣の部屋で凄い音してるけど大丈夫ですか。
音はスイの行った方の部屋で、魔女カナジョとがいる。
激闘しているってことで、俺も魔人ゲートと戦ってます。
ゲートとの戦いでは剣と魔法の戦いであって、一進一退て感じの戦いで、やはり魔人ゲートは危険人物でした。
そしてもっと異変なのは、盗賊団の様子がおかしいことで、先ほどまで何もなかったのに、言動が変である。
それもゲートがしもべにすると言ってからがおかしい。
「大丈夫かい、盗賊団の皆さん?」
「だめだ、だめです、体が勝手に動くよ~~~」
「へへへへへへ、フランツ、お前を殺すぞ~~~~~~」
「どうしたんだ、急に俺に遅いっかて来た。おいゲートよ、盗賊団に何かしたのか、薬か?」
モフルンはしびれ薬を混入されて奪われた経緯があるので、薬を混入したのも疑ってみた。
「薬を混入したわけではない。これは俺のスキルだ、操り人形スキルだ。この操り人形スキルにかかればどんな人物も操作できるのさ。あはははは、クスよ、てめえは俺を裏切り、フランツを連れて来た罰だ。フランツを消せ、命令だ!」
「うううううう、フランツを、フランツを消す、消す!」
おいおいクスまで俺を襲ってきます。
ゲートは操り人形スキルというスキルを持っているようで、自分の思うよう操作命令できたのは驚いた。
30人はいる盗賊団を命令するのは、どうやって命令しているのかは不明であるものの、必ず条件があるはずだ。
考えているうちに盗賊団が迫ってくるから、剣で軽くさばく。
でも30人は多いな。
「なんてことするんだよ!」
「ふふふ、これが魔人のスキルだ。さあ盗賊団、フランツを捕らえろ、それくらいはできるだろう!」
「おおおおおおおおおおおおおお!」
「捕まえるぞおおおおおおおおおおお!」
命令しているかどうかをみたが、わからない。
特殊なスキルなので、詳しくはわからないが盗賊団は単に命令されているだけであるし、そもそも魔人ゲートを嫌ってもいたから、殺すわけにはいかないか。
最初はモフルンにしびれ薬を混入したから、むかついたが、それも今は置いておく。
「あああああああああ!」
「ぐああああああああ!」
「ぎぇえええええええ!」
何も殺すことはないからで、気絶くらいにするため、魔法剣で軽く叩く程度にした。
盗賊団はガンガンに来るところを、気絶させるとゲートは、
「チェッ、役に立たない盗賊団だな。もう少しは戦えると思ったが」
30人を気絶させるとゲートは気に食わぬ顔をして言う。
「もうやめろよゲート、盗賊団は関係ない。関係ない者は手を出すな、俺と勝負したらどうだ?」
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