表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

298/1066

『錬金298話 魔人ゲート、クスを使う』


「ああ、俺はさあ、冒険者ランクには興味ないかな。それと現在は冒険者にも興味ない。魔族とか他の種族とも戦う意欲もない。俺は魔族と戦うよりも、農民でもいいからゆったりとした生活がしたいのだ。モフルンを取り戻すから戦うが、本来なら戦いは避けたかったんだよ」


「興味ないか。だが興味ないとしても俺の目的にとっては脅威だ。見逃せない存在だ」


「目的が何なのか教えてくれないのはどうしてかな。知られては不味いてことはわかるけどさ。そこにモフルンを巻き込まないで欲しい。巻き込まないでやってくれれば、俺はあんたの邪魔はしないさ」


 俺的には、たぶん邪魔はしないとは思うけどな。

 まあ人族が全滅させるとか、この大陸を制圧するとかまで大規模な展開があったら、放置は無理だろうけど、現在は関わることはしないと約束できる。

 ただ魔人ゲートの反応は違っていて、俺を放置せずに、殺すか消すか生き埋めにするかとかの話になりそうだ。

 魔族て直ぐに殺すイメージあるからな。

 人族からしたら、魔族の信用度はゼロでしょう。


「ふふふ、巻き込まないでか。甘いところは人族っぽいな。しかし俺は魔族だが、底辺の魔族ではないのは言っておく。俺に関わると後悔するのを言っておこう。それとお前とやりあい消耗するのは嫌でな、面白いものをみせてやろう」


「面白いものとは?」


「華麗な魔族の戦い方だよ、魔人ゲートの戦いを見せてやるよ、なぜ俺が魔族でも最強位に近い魔人と呼ばれるかをな。呼ばれるには理由があるから呼ばれるわけだ。さあ、俺に尽くせ、そこに居る盗賊団達よ、俺の為に尽くし俺のしもべとなれ!!!」


 なあんて?

 盗賊団をしもべに、と言いましたか。

 なんだかわかりませんが、盗賊団て言ったらここにはクスとその仲間が盗賊団だが、彼らのことか。

 彼らが魔人ゲートに協力するというのを意味するなら、ちょっと信じにくいですね。

 なぜならクスと盗賊団とは、今日知り合ったばかりであるし、深い関係ではないにしろ、話をしたところでは、魔人ゲートとは金で雇われた仲だと言った。

 金でしか繋がってなくて、信用もしてないし、好きでもないような言い方だった。

 だからというかゲートのいう俺のしもべというのが、理解が出来ずにいた。

 クスと盗賊団は俺と同じ部屋にいて、後ろで戦いを見学しているのは、把握している。


「しもべ?」


「見てればわかるさ、ふふふふふ」


 不敵な笑いをするゲートは、何かを確信している笑いだ。

 決して冗談を言っている笑いではない。


「うううううう、ゲート、俺らは魔族には力など貸すつもりはないが、ううううううう」


「団長おおおおお、俺もおおおおおお、嫌だああああ、魔族に味方するのはああああ、けどおおおおおおおおお、体があああああああ、体があああああああ」


「私も変ですわ~~~、魔族に従うなんて嫌なのに、剣持っちゃてるううううううう」


 なんか盗賊団の様子がおかしいですね。

 変ですよ、大丈夫ですか。

 

       ☆☆☆☆☆に

   ポイントしてもらえると嬉しいです

        頑張れます

         ↓↓↓

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ