『錬金295話 魔人ゲートの目的』
「モフルンが来るのを知ってて奪ったとしたなら、尚さら見逃せないな。魔人ゲート、話し合いでは返してくれないなら、仕方ない、俺としては残念だが、強引に返してもらうしかないな」
「強引にか。面白いことを言うな村長てのは。俺が魔人ゲートと知って言ってくる人族は初めて見た。俺を倒したらなモフルンを返してやろう。倒せたならな、あはははは」
椅子に座っている魔人ゲートには、俺の説得もむなしく笑いだして、立ち上がった。
すると横に座っていた二人の魔族であるカナジョとタイセイもスッと立ち上がって、魔人ゲートも防衛する。
「村長さん、戦うなら私が先です、私は魔人ゲート様の親衛隊で、魔女カナジョ」
「俺は親衛隊の魔戦士タイセイだ。死ぬことを恐れないが、直ぐに恐怖を感じることになるがいいなフランツ」
「あまり感じたくはないが」
「私も紹介させて、私はフランツ様の仲間のスイと言います」
「リアです。逆にあなたは恐怖したことあるかしら、なければ恐怖させてあげます」
スイとリアも挨拶するて礼儀正しいのが逆に怖い。
部屋は広いが戦う場所ではないので、戦いにくいとなるが、文句はいえなくて、部屋に何か仕掛けがないかと考える。
例えば、落とし穴や罠のようなものだ。
ゲート側が知っていて俺は知らないのは不利であるし、魔法を封じる魔法をすでに仕込んでいる可能性もあり得る。
先ずは用心深く行くのが良いだろうな。
敵は三人で俺の簡単な見立てでは、
俺
Sランク以上
スイ
魔竜
伝説級ランク
リア
精霊ドリアード族
伝説級ランク
魔人ゲート
魔族
魔王級ランク
ゲート親衛隊
魔女カナジョ
Sランク?
魔戦士タイセイ
Sランク?
ざっとこんな風にであるが予測をしていて、魔人ゲートについては魔王ストラマーベルとやりあうのを恐れないで対立したので魔王級であろうと推測し、ゲート親衛隊の二人に関しては情報はゼロであり不明であるが、魔王の配下で魔将娘の能力はSランクはあるから、そのランクに近い能力はあると思って良いだろうな。
これだけでもヤバい感じしますね。
屋敷内にいた魔族ですら、かなり強い魔族であったことからも言える。
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