『錬金291話 屋敷で魔族に会う』
魔族さん、かなり機嫌悪いみたいですので、あまり怒らせると本当に怒りそうだが、どういってもこの魔族と話が通じるとは思えません。
会話にならないなら、ここで叩くしかないだろう。
「魔人ゲートに会えないなら、この通路を通らせてもらおう。退いてくれ魔族さん」
「退けだど! てめえ俺らが魔人ゲート様の魔族だと知ってて言ったのか!」
「殺していいよな、クスの盗賊団な中には口の悪い奴がいるな。クス、こいつを殺すからな!」
魔族は俺の態度が気に入らなくて、クスに俺を殺すと宣言した。
武器は持っていないが、魔力はかなりあるのだろうし、自信もあるみたいだったので俺が相手になる。
「フランツ様!」
「スイは下がっていてくれ。俺がやる」
「はい、スイは下がります」
スイには下がってもらうと魔族は襲いかかって来る。
五名の魔族で、能力は同じ程度と思われる。
攻撃が不用意であるから、俺を完全に下に見ているのがわかる攻撃で、五名が同時に来た。
「ミスリル剣、鉄打ち!」
「バカめ、死ね〜〜〜〜〜〜!」
「死ね〜〜〜〜、魔人ゲート様に首を届けてやる!」
五名の魔族の攻撃は俺の錬金術の剣術で防いだ。
俺の体に当たる攻撃ではなかったので、簡単に防いだので、魔族の反応は驚きであった。
「なななっ、こいつ防御したぞ!」
「クスの盗賊団なのか!」
「いや、違う、こんな奴は見たことないぜ、盗賊団じゃない!!」
「やっと気づいた。俺は盗賊団じゃないよ。錬金術士です」
「錬金術士!!」
「うわああああああああああああああ」
「ぎゃぎああああああああああああ」
五名の魔族を魔法剣術で切りつけ倒した。
錬金術を剣に付与した剣術の前では魔族も一撃で、それを見ていた盗賊団は、魔族の絶叫と同じくらいの音量で叫ぶ。
「なあああああああああ、魔族が一撃でえええええええ!」
「まるで見えないぞ!」
するとクスもひと言、
「これが村長なのかい!」
「そうです、私の村長のフランツ様です。魔竜の私が従うのが少しはわかったかな盗賊団さん?」
「はははは、こりゃ化け物ぞろいだな。魔人ゲートにも勝てるかもな」
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