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『錬金289話 魔人ゲートの屋敷』



 歩いていくときも周囲の警戒に注意を払うとして、ただ俺は敵の気配を察知する能力は高くないからスイにお願いする。


「スイ、周囲に俺らを尾行したり、監視している者はいるかな」


「いいえ、今のところ不審な者はいません、いたら直ぐに伝えます」


「よろしく」


 特に尾行されたりはしてないようで、完全にスイも察知しているわけではないが、スイの察知能力はトラムも驚いたくらいなので信じる。

 少し歩いたら前に大きな豪邸が現れ、言わなくてもわかるだろうという屋敷だった。

 目立ってるなあ。


「フランツ、ここが魔人ゲートの屋敷だ。門番もいるし、屋敷の中にも魔族がいる」


「魔族の数は何人いる?」


「少なくても俺の盗賊団よりは多いの確実。能力も高いのは魔力でわかる。どれも強敵しかいない。やめるなら今だが」


「盗賊団は30人でしょ。それよりは多いてことね。こっちはフランツ様とリアと私で3人。足りますね」


「足りますか? さすがですね、伝説の魔竜でしか言えないセリフです、あはは」


 クスはスイが足りるというと、苦笑いしていて、普通の冒険者なら絶対に言えないというも、スイを他の冒険者と比べるのは間違いですね。

 スイだけは比較検討ができないですから。


「クスは門までにしますか。案内は終わったし、スイもいるし、3人だけで入ります?」


「俺もその方が楽でいいのだが」


「悪いがクス達には屋敷の中にも入ってもらう。俺達も盗賊団の一員になりきる」


「クソっ、怪しまれるぜ俺が。何をしにきたのだと疑問に思うだろう」


「そこは上手くやってくれ。頼むよ」


「上手くとか、相手は魔人だぜ、失敗したら終わりだからな!」


 あまり門には行きたがらないクス。


「大丈夫よ、心配しないのクス。フランツ様がいますから、信じなさい。さあ門番のところへ行きましょうか」


 門には門番がいて、一人であり魔族ではない人族だった。

 金で雇われた門番兵士か、貴族の時から門番兵士なのかわからない。


「これはクス、どうしました?」


「ああ、魔人ゲートに話があるのだが、先はど魔人ゲートに会った際には言うのを忘れたんだ。もう一度中に入りたい」


「そうかい、クスだけでもいいだろ、話だけならさ。盗賊団の人達はここで待っていたらいい」


「いや、盗賊団の仲間も入る」


「どうしてだい、一人でいいと思うが、あまり多い人数を入れるなと言われている」


「俺を疑うのかよ、クスだぞ俺は」


「あああ、疑うわけじゃないけどよ、わかったよ、通りなよ全員」


 なんとか通れそうですね。

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