『錬金288話 魔人ゲートの屋敷』
シャドウ街には大きな屋敷があるらしいと知るのは、クスが教えてくれて、元々は有力な貴族がすんでいたのを、魔人ゲートが追い出したのだとかで、貴族からしたらいい迷惑な話だ。
権力と財産を持つ貴族をもってしても、魔人ゲートには逆らえなく、金で名のある冒険者を雇ったが、もれなく全員の冒険者は断っていて、あえなく立ち去る。
貴族の力は絶大だろうとして、権力もあるから、通常は街の人間にも影響はあるはずだが、街から去ったなら魔人ゲートの影響力は少なからず大きいと思う。
冒険者が断る理由は魔族でも最悪なレベルの男と伝わっているのがあり、魔人ゲートだけは嫌だという。
けっこうヤバめの魔族らしいな。
モフルンを奪った理由も不明だし、考えられるのは、フェンリル族を奪うことで得られる利益からすると、フェンリル族は神の宝具とか何とか言ってた凄い武器を持っているのを知ってて欲しかったのか。
その武器は覇者の剣とか言ったかな。
人族と魔族の両者で取り合いになる。
そのためフェンリル族は代々神殿に置いていると言ってた。
その武器が目当てか、他には理由があるかもだ。
王都から情報を得ると言うのは、組織力もあると考えておくべきだろうし、現在は街にどれだけ戦力を持っているかは把握できないため俺が不利だ。
クスも把握してないとのことで、あまり魔人ゲートを探るのは危険だという。
こちらにはスイとリアがいるから、戦力的に負けるとは思えないが、魔人であり魔王の座を狙うからには、力はあると思う。
逆に魔人ゲートが俺のことをどこまで知っているかで、フェンリル族と繋がりがるのも把握しているのか、スイとリアのことは、それに魔王ストラマーベルが住人になったのは耳に入っているのかも、俺はわかりえない分不利となる。
魔王には魔将娘という三人がいて、強力な戦闘力を誇っているとして、魔人ゲートにも同じくらいの仲間がいるとも考えていい。
魔将娘の力は魔王に次ぐ強さとしても、魔王は冒険者ランクで言えば軽くSランク以上だし、魔将娘もSランクか、やや下くらいのランクでは測れない強さだ。
そうなると魔人ゲートのランクはSランクレベルであり、Aランクくらいの仲間がゴロゴロいるとも予想しておく。
そこは軽く見ると俺の命取りになりえるので、気を付ける点だ。
もしいたなら、一瞬で命取りになる瞬間も出るのと、実際に魔王と戦った事のある俺は体で感じる。
あんまり考えたくないね。
せっかく領地が発展してきたのに、なんで邪魔をするかな。
勇者パーティーもそうだし、王都もそうだけど、俺を放置してくれ。
頼むから俺を野放しにしてくれと叫びたいです。
冒険者パーティーでもBランクくらいなら瞬殺とかのレベルの戦いになる。
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