『錬金283話 クスさん、怖がる』
「助けてください~~~~~~~~~」
「怖えええええええ~~~~~~~~~」
「命だけは~~~~~~~~~」
だいぶ怖がってますね。
体が震えてますし、声も震えているし、悪魔にでもあったかのような感じですが、この中にクスがいるわけか、どれかな。
「クスはどの人?」
「こいつです村長、おい村長が名前を呼んだのだから返事しろよ」
「ひええええええ~~~~~~~~~」
いやいや、ちょっとトラムが声をかけてこの反応はヤバいだろうと思うが、反応したのがクスらしい。
盗賊団てことは団長てことになるのか。
「クスかい?」
「クスです。俺は頼まれたのだ」
頼まれたとはなんだかわかならいけど、クスに頼んだ人がいる。
「トラム、俺は話が合わない。サラから聞いているのは、クス盗賊団がモフルン達にしびれ薬を混入して、クスがモフルンを拘束しているとし聞いてる」
「村長オイラもそう思っていたのですが、どうやら違うようです。クスは頼まれて薬を混入させたと言うのです、オイラが聞いてもそう答えるので間違いないでしょう」
トラムとサラもクスと思っていたら、違っていたわけか。
だから俺にも展開がわからないでいたが、クスの後ろに誰かしらいるとしたら、厄介だな。
「こいつがクスか、蹴ってやる!」
「ぎゃああああああああああああ」
「スイ、蹴ったらいけない、こいつの後ろに、大物がいるみたいだから、聞き出す必要がある」
俺が聞き出すつもりがスイの蹴りで絶叫するクス。
それを見ていた仲間の盗賊団は、身震いしてます。
魔竜て知ったら、気絶するな。
「おいクス、誰か雇った奴がいるのだな、だれかいいなさいよ、言わないなら精霊ドリアード族が街を壊滅させます、私はドリアード族の姫です」
「ひいえええええええええええええええ、ドリアード族の姫!」
「ひゃあああああああああああ、ドリアード族だってよ!!!!」
「あの伝説の精霊族のですか?」
「そうですけど」
「は、は、は、話しますから、助けてください」
「怖がらなくていいです、こちらにいるのが村長であるフランツです。さあ話しなさい」
スイに続けてリアが尋問する、精霊族だとわかると、クスと盗賊団らは、顔色は真っ青になり、半分くらいは泣いている。
盗賊団を泣かすて、酷いよな。
俺でも引くぞ。
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