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『錬金276話 モフルンとトラムは?』


「どうしてしびれ薬を混入したのかしら。以前にフランツ村長とトラムはシャドウ街に行ってる。狙われる理由があるとしたら、モフルンを狙っていたというの?」


「そうよリア。商人クスは商人ではなかったの、盗賊団クスだった。そして王都から情報を得ているみたいです。勇者パーティーと騎士団長が農村にきて王都に帰り、フェンリル族がいるというのが漏れてます。クスはフェンリル族がシャドウ街に行ってるのも気づいていて待っていたのです」


 なんとクスは盗賊団で、モフルンやフェンリル族が来るのを待っていたらしいのはショックだった。

 俺も一緒に行くべきだった。

 つまりクスは盗賊団でフェンリル族を狙っていて、俺はそれを知らずにモフルン達を送り出して、いい気に待っていたわけだ。

 良い経験になるだろうとか、マジでバカ」だな俺は。


「待っていた!」


「モフルンとトラムが危ないですフランツ様」


「危険だな。俺も直ぐにシャドウ街に行くとする。だがサラは良く帰ってこれたな」


 モフルンはしびれ薬を混入の飲み物を全部飲んだと言っていたけど、サラはどうやって来れたのかだ。

 クスはサラを見逃したのか、それともサラは自慢の快速で逃げ切ったかの、どちらかか。


「私は吐いたので、多少動けたのですが、クスと盗賊団の連中は動けないモフルンは連れ去りました。私とトラムは少し動けるから魔力を放出し、クスを殺そうとしました。絶対にモフルンを取り戻すためです。すると魔力に危機感を感じたのか,クスらは慌ててモフルンを連れて逃げていった。トラムが追いかけるから、私はフランツ村長に報告をしろとなって、トラムはまだしびれているまま、追っている」


「モフルンが、それにトラムも危険です!」


「トラムも早く治癒が必要です!」


「直ぐに出発だ。リア、スイもだ」


「「行きます!」」


 とにかく急ぐ必要があるので、まずはリアとスイとで行くとして、シャドウ街がどうなっているかの情報はないに等しいので、圧倒的にこちらが不利と言える。

 サザンには残ってもらおうとし、


「サザン、キミは農村に残ってくれ。盗賊団がどこまで知っているかわからない。農村の場所も知っているもだ。ガーターや魔王も農村で待機し、もし不審者が来たら拘束を頼む」


「伝えておきます」


 サザンにはガーターと魔王らと残り、農村の防衛を頼むのは、あちらさんの手が読めないためで、展開次第では農村も危険の可能性もある。

 そこまで考えておくべきだろうし、魔王やガーターがいれば、防衛は心配はないと言え、最強の防衛メンバーでしょう。

 時間がないし、一刻を争うから出発をする。

 

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