表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

273/1066

『錬金273話 魔人ゲート視点 魔人ゲートはフェンリル族を狙う』

『魔人ゲート視点』




「モフルンは、俺が最強になるための道具だ。それで俺が拘束させた」


「あなたは誰?」


「俺か、知らないか魔人ゲートだ」


「知らない」


「知らないのかっ!」


「知らない。私は魔人とかに興味ない」


 モフルンは俺の名前を知らないと言う。

 ショックだな、俺はけっこう有名な魔人なんだけど、まあいいか、これから知らない者はいなくなるのだからな。


「俺は魔族だ。お前を利用する。フェンリル族は伝説級なのは誰もが知る。魔族から見てもフェンリル族は特別な種族だ。徳に戦闘力は魔竜にも匹敵すると言われる。その力を使わせてもらう」


「使わせないわよ、私はあなたの言うとおりになんかならないもん」


「なるさモフルン。俺の道具になるのさ。くくく」


 モフルンよ、お前は俺の忠実な戦闘力になっていただこう。

 否定していたが、無駄だよ。

 俺からは逃げれないのさ。

 モフルンを戦闘力にしたら魔王ストラマーベルも潰してやろう。

 俺を魔王軍から追放したからには、仕返しをしてやるのが一番だ。

 ストラマーベルが死ねば俺が西の大陸の魔王になる。

 あははははは、俺は魔王ゲートになる!

 ただし問題もある。

 まずフェンリル族と精霊族と魔竜も同じ土地にいると聞いた。

 そこは農村になっており、一人の男が伝説の魔物らを従えているという点が、問題だ。

 本当なら恐ろしく強敵となり得るし、魔王ストラマーベルよりも強い可能性すらありわけだ。

 予報外に俺の邪魔が現れたわけで、邪魔なら消すしかない。


「私に何か変なことしたらご主人様が許さないのだから」


「ご主人様とは、もしや農村にいるフェンリル、魔竜を従えている男か?」


 もしやご主人様てのが、例の男か?


「そうよ、とても強いし優しい人よ。フランツていうのよ、ご主人様は。魔人なんて目じゃないわよ」


 フランツか。

 名前は聞いてなかったが、それがご主人様らしいと判明。

 そして強いのは確実となった。

 いいだろう、フランツ、目じゃないなら相手になってやるし、俺が代わりにご主人様になっておくさ!


「フランツは俺が潰す。お前のご主人様は俺だ、いいか間違えるな。俺がご主人様になる、フランツは消す!」


「バカね、魔人だろあなたは、魔王ストラマーベルだって勝てないわよ」


「そうかい、ストラマーベルと互角か。面白い、面白いぞ」


 魔王と互角なら俺にもチャンスはある。

 そいつを倒せば精霊族と魔竜も従えられるのだ。

 そしたら世界最強だ、まずは西の大陸を制覇してやろう。

下にある★★★★★からポイントしてもらえると嬉しいです(^^;


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ