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『錬金025話 水をゲット』



「スイは水を出せるのは知らなかったな!」


「私は水アイスドラゴンでして、属性は水、氷になる。魔竜の姿ではないから、魔竜のように水で攻撃して、都市を破壊したり、冒険者パーティーを何百人も倒したりする力はない。でも農業で使う、飲水として使うくらいの水ならば出せる」


「凄いぞスイ!! やっぱリ魔竜だけはある!!」


 そうだったなスイはアイスドラゴンだったからな、戦った時は氷の攻撃はハンパなかったもんな。


 世界を震撼させる魔竜であるから、人族に変身しても、攻撃力と防御力などは少し減少したみたいだが、水を出せるのだ。


 それを忘れていた。

 スイが水を毎日のように供給してくれるなら、領地での生活は一変する。


 人族は水なしでは生きられないのを、ここ辺境に来て実感した。

 スイにお願いして、


「それじゃ水を少しお願いしたい。だいたい種を植えた辺りの土に水をかけて欲しい」


「わかりました。私の得意分野でる水属性を使用します!」


 スイは俺が種を植えた辺りに水をかけていく。

 凄いぞ、本当に水が出てくる!


 水は手から出ていた。

 まるで雨が降ったみたいに、まんべんなく水を落とした。


 スイのおかげで土は水を含み、いい環境になったと思う。

 どんな農地も水が無ければ農地は役に立たないのだった。


「ありがとうスイ。手から水が出るのは衝撃的だよ!」


「フランツ様に褒められるなんて……嬉しいです!!」


「前から手から水は出せたのかい?」


「いいえ、魔竜の姿では口からでしたよ。そもそも手はありませんからね、前足と後ろ足ですので」


「そうだったな、魔竜では口から吐いたのは強烈で覚えている」

 

「これで水の栄養は与えられた。種も植えたし、あとはそうだなあ〜、何ヶ月か待つようになるな。芽が出るのを待つんだ」


「すぐには芽が出ないからですね。大変な苦労です農業は。農民てのは大変な仕事、魔族や魔竜は農民がいませんのは、面倒だからです」


「そうだな、農民は人族、エルフ族、獣人族とかの仕事だろうよ。魔物が農業しているのは見たことない」


 スイが言うように魔物で農業しているのはいないのは、野菜なんか食べないのかもな。


 食べても自然に育った芋とかは栗とかは食べれるだろうが。

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