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『錬金247話 魔王さん、モフルンと挨拶する』


「いや、俺はガーターに敗北したのは事実。そして訓練させてくれるなら許可してくれ村長。頼むよ」


「わかった、魔王がガーターの武術訓練に参加するのを認める。まあほどほどにな」


 これ以上強くなる必要があるのかと思うが、認めないと後で恨まれても嫌だ。

 認めますと言っておく。


「魔王を教える師匠は、最強だよ。オイラはずっと訓練受けてるから強くなれた。厳しいけど、頑張ろうな、よろしく、オイラはトラムだ」


 トラムはモフルンと一緒のガーターでの弟子だったな。

 まだ若いが弟子ということで強さは保証されているので、農村の周回と、街での調査を依頼している。


「ああ、キミは俺が農村に接近してきたときに会った子だな。やはりフェンリル族だったのか。トラムが接近してきたのに、俺も魔将娘も気付かなかったのは不可解だた。気配を消す訓練を受けたな」


「そうです、師匠からの教えです」


「よろしくなトラム。俺はトラムの弟弟子だな」


 魔王が弟弟子て、そんな弟子あるのか。

 まあ後から弟子入りしたら順番的にはそうなのか。

 俺は遠慮しておこう、今の強さで十分です。


「よろしく魔王」


 トラムとも挨拶をするとモフルンも、


「私も弟子入りしている生徒よ、よろしく魔王」


「キミはモフルンだったな、フェンリル族の族長の娘と聞いたが」


「うん、お母さんが一族の族長であり女王です、ちなみに私は姫てことになる」


「フェンリル族の姫も住人か。神話だとばかり思っていたから、実在していたのが信じられないが、よろしくな」


「こちらこそ」


 魔王とモフルンは笑顔であったのは俺も嬉しくなる。

 最初に女王のドリーンが来て騒ぎになって、どうなるかと思うも、なんとか料理を食べてもらい、みんな平穏無事になったから良かった。

 これが逆に全員が争いになったら、農村は崩壊してしまうし、国も潰れるし、世界も一大事になるよな。

 どんだけヤバい農村なんだ。

 その日の食事を終えて、女王のドリーンには農村に宿泊してももらうのをすすめたところ、喜んで宿泊してくれ、家はドリアード族用の家は用意してるから、直ぐに宿泊できた。

 ドリアード族の家はメヌエットとサザンも暮らしているし、その日はリアもそちらで寝た。

 最初に来た時は何もない領地だったが、今は精霊女王と魔王がいる農地にまで発展するし、今後の発展がどうなるか俺にも予想は不可能になってきた。

 

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